先日、御客様が
「農業体験をしたいんです」
と言ってきました。
いくつかの牧場などを紹介したのですが、高齢ということで断られてしまったようです。
しかし、その御客様は、タフでした。うちのレンタルサイクルを使って、高原野菜市場をめぐり、自分で交渉して久保農園で暫く働くことになりました。あーよかった。
それにしても考えさせられました。
農家は、喉から手が出るほど人手がほしがっている。
その一方で、農業体験したがってる御客様は多い。
なのに、紹介しても両者の思惑が一致せず、決まらない。
需要と供給がありながら、うまくいかない。
なんとか、ならないものかと。
実は、夏が終わったら、役場に申し入れてみようかと思っています。
役場で、農業体験募集のホームページを作れないものか?
そこにペンション側が、うまくサポートしていくシステムをつくれないものか?
ペンションやユースホステルが、農業体験のプログラムを上手に提供できないものか?
これは、私にとっての宿題です。
あと、農業体験には、自治体ぐるみの詐欺もあるみたいなのです。
例えば、下記のサイトをみてください。
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農業体験実習生 怒りの“告白”北海道経済
http://www.h-keizai.com/article-2007-02/p078-kokuhaku.html
私は町ぐるみでだまされた! 「農家に嫁に来たんじゃない」(美深町)
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残念ですが、こういう詐欺は実際にあるみたいです。
だからこそ、嬬恋村では、こういう自治体ぐるみの詐欺とは違うんだぞ!
という安心感のもてる農業体験プログラムをくめないだろうか?
県や政府のお墨付きをもらえるレベルの良質な
農業体験プログラムをくめないだろうか?
そのためには、嬬恋村が本気になって企画にとりくまないといけないのだが。
つづく。
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