翌日、朝6時に、明神館に嫁さんを残して、涸沢方面へ出発。
途中、明神岳の朝焼けをみながら前進。
これは屏風岩。
ロッククライマーが憧れる岩場である。
今日は、チャレンジしている人はいなかった。
登っていく毎に、紅葉の美しさが目立ってくる。
9時頃に涸沢に到着。ここまでは順調であったが、ここから先は、遅々として進めなかった。あまりに紅葉が美しすぎて、それをカメラで写すのに忙しすぎて前進できないのである。毎年、この時期に北アルプス縦走にきているのだが、ここ十年で一番紅葉が綺麗なのである。もっとも、それは私に限ったことでは無く、ハイカーの大半が、登山を中断して、あちこち写真を撮っていた。今回は、その美しい涸沢の紅葉を紹介したい。
眼下に涸沢ヒュッテ
11時頃、穂高山荘に到着。
ここで事件がおきた。
私の目の前で登山者が滑落したのだ。
もちろん県警のヘリが救援にやってきて、搬送する。
山をなめてはいけない。
こんなにも美しい涸沢だけれど、決して油断してはいけないのだ。
ちなみに、この1日前にも滑落事故があったが、
深夜の10時になっても下山し続けていたのが原因である。
信じられない非常識である。
滑落するに決まっているではないか!
つづく。
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