ファーストクラスに乗るために貯めた20万マイルで掃除ロボットのルンバを買った。
あとは、つわり対策である。
嫁さんが、いつでも、トイレに駆け込めるように、
スタッフの土井夫妻に客室を使わせた。そして
「今後は客室のトイレを使ってくれ」と言った。
これでトイレの問題は解決する予定であった。
しかし、そうは問屋がおろさなかった。
何度も客室のトイレを使えと言ったにもかかわらず、
土井君は、かならずスタッフトイレを使うのである。
(これについては、いぜんブログに書きましたね。忘れている人は、下記をクリック!)
http://kaze3.seesaa.net/article/282756424.html
まあ、土井君が空気が読めないのは、今に始まったことでは無いので、本人を呼び出して、嫁さんが妊娠していることと、妊婦にはつわりがあること、そのためにトイレを占領されては困ることをきちんと説明した。あと、妊婦は病気が出来ないので無菌状態にしておかなければならないことも述べた。こういう常識は、一般の男にはなかなか理解できないことなので、最初によく説明しておくべきだったと後悔した。
ところで、お掃除ロボットのルンバのことであるが、こいつは大活躍した。
すごい優れものだった。
どうして、今まで買わなかったのだろうか?と後悔した。
これがあれば、掃除がものすごく楽なのだ。
あとは、嫁さんの寝室・生活空間を無菌状態にするだけである。
これについては、シャープの空気清浄機を配備した。
これは、すぐれもので空気中のウイルスやカビまで除菌する。
使用して嫁さんは感動していた。
目を輝かせて、こう言ってくる。
「少しでも空気が汚れると、グリーンランプが、黄色に変わるんだよ」
「へー、そりゃすごいね」
シャープの空気清浄機は、本当に凄いものらしい。
嫁さんが感動している。
「外出から帰って着替えたりすると、赤ランプに変わるんだよ」
「すごい感度だね」
「でも、ちょっとむかつくこともある」
「え? 何か性能に問題でもあるの?」
「いや、その逆」
「逆って?」
「オナラしても、ランプがかわるんだよね」
「?」
高性能マシンは、時として女性の心を傷つけるらしい。
ちなみに男の私は、逆である。
オナラがでそうになるたびに、空気清浄機のある部屋にかけこんで、
ランプの変化を楽しむようになってしまった。
つづく。
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