2012年12月19日

水道菅の破損 その3

水道菅の破損 その3

 今日、工事屋さんと一緒に水道管の修理をしました。私は、絶対に業者まかせにしません。業者さんの助手となって働いて、彼らのノウハウを自分の物にします。ですから業者さんの弟子のごとく動きます。温かい御茶も出すし、ワインやジャムも土産にもたせます。果物や嫁さんの手作りケーキをもたせることもあります。どんなに高い値段を請求されてもです。ところが、今日の業者さんは、安くまけてくれた。

「え? こんなに安い値段でいいんですか?」
「御主人が手伝ってくれたんで」

 私は、こういう人に弱い。
 どうしても贔屓したくなる。
 すぐに次の仕事の依頼をお願いした。
 今後は、この業者さんしか使わないつもりだ。

 いずれ、北軽井沢ブルーベリーYGHの水道管は、全面取り替えする予定だが、この業者さんにお願いしようと思っているし、他のペンション仲間や、御近所さんにも紹介しようと思っている。

 実は、年末近くになると公共事業が増える。そのために多くの業者さんたちは、私たち一般人を無視し始める。大型土木工事の方が実入りが良いからだ。そんななかで、私たち一般人を大切にしてくれる業者さんは、とても貴重なのだ。だから年末に仕事にきてくれるれるかどうかで、業者さんの良心がはかれる。

 ところで、面白いことに気がついた。

 私が必死になって水漏れ箇所を探しているときに、嫁さんはのんきにパソコンをやっていたわけだが、その行為が今日になって意味が分かった。水道の漏水に関するネットサーフィンをしていたのだ。当然のことながら漏水のための減免措置もネットで情報を仕入れ、私が動く前に役場に連絡して手続きしていた。全く、こういう事は素早いので感心した。そのうえ、ここのところ豆知識大王になって、私にクイズをしかけてくる。うざったいったらしょうがない。

「日本で一番、水道料金の高い市町村はどこでしょう」
「そんなもん知るかよ」
「プー。となりの長野原町です!」
「・・・」
「では、日本で一番、水道料金の低い市町村はどこでしょう」
「草津町です」
「・・・」
「よかったねえ、嬬恋村に住んでて」
「うん」
「ところで、長野原町の役場の人のコメントがあって、長野原町の水道料金は、高くないんだって」
「どうして?」
「もとから住んでる人は、草津町と一緒の値段であって、北軽井沢の別荘地の人だけ10倍くらい高いために、日本一高い水道料金になっているとのことらしい」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ?」

 また嫁さんは、昨日の私の

「俺の計算だと、1日100立米の水が漏れたんだよ。これがどういう数字かわかる?」

という発言を思い出して、ネットで調べ上げてきた。

「1日100立米って、100トンの水ということなのね」
「いや、そんなこと、小学5年の理科で習っていることなんだが」
「うーん、憶えてない」

 どうやら理科は苦手だったらしい。しかし、今は、ネットの豆知識情報を凄い勢いで吸収しつつあるので、ひょっとして、明日あたりには、私より情報量が多くなっているかも知れない。私は、古い人間なので、ネットサーフィンよりも、蔵書でじっくり知識を得ているから、知識を吸収するスピードではどうしても劣ってくるのだ。
 
 しかし、嫁さんはネットサーフィンが大好きらしく、今は赤ちゃん関係の豆知識大王になりつつあり、今日も怪しげな通販サイトをのぞいている。
 
「おんぶ紐のことなんだけれど、◆◆と◇◇とどっちが良いと思う?」
「いや、そんなこと言われても」
「◆◆は、こういうメリットがあって、◇◇は、こういえメリットがあって・・・・」
「実物を見た方がいいって、明日にでも、赤ちゃん王国に行けばいいじゃない?」
「いや、その前にネットで情報を仕入れておかないと」
「たかが、紐でしょ? 昔は一種類しかなかったんだから」
「あなたが、おんぶするんだよ? 分かってるの?」
「あ、そういうことなの?・・・・orz」



つづく。

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posted by マネージャー at 18:43| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 2012以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする