嬬恋村では、金・土・日と大雪が降った。
地元民にきいてみたら、こんな大雪は生まれてはじめてだとのこと。
もちろん北軽井沢ブルーベリーYGHの庭も、
土曜日の時点で30センチは積もっていた。
それが日曜日に70センチになり、
月曜の朝には、130センチをこえていた。
こんなとき大活躍したのがスノーシューである。
まず愛犬コロを玄関に避難させ、
断続的にテントの屋根の雪かきをしていたが
テントは、2つともつぶれてしまった。
というか、テントより優先しなければならないものがあった。
ライフラインである。ボイラーである。
北軽井沢ブルーベリーYGHの屋根の勾配は、大きい。
なので雪がどんどん落ちてくる。
あまりにも大量の雪が落ちてくるために、
1階の窓が雪の壁で見えなくなってしまった。
当然のことながらボイラーも雪にうもれてくる。
これを掘り起こさなければならない。
テントどころのさわぎではなかった。
幸い、月曜の朝には雪がやんだので、ライフラインはぶじだった。
次はスノーシューを使っての、雪かきである。
いや、雪掘りである。除雪機は、テントに置いてあった。
これを掘り返すところからはじめたが、
近所の人が怒鳴り込んできた。
道路を先に雪かきしろと。
北軽井沢ブルーベリーYGHの駐車場の端からから道路まで、100メートルくらいある。それを北軽井沢ブルーベリーYGHでやれというのだ。実際、北軽井沢ブルーベリーYGHの奥には何人かが人が住んでいる。その人たちが困っているのだろう。
あまりもめたくなかったので、除雪機をとりだすのはあきらめて、(大変な出費だったが)即座に新しい除雪機をネットで注文して、道路までの雪かきを人力で行うことにした。実際、病人がでたら大変であるし、一般人は食料も心細くなっているのかもしれない。
しかし、幅3メートルの道路に130センチ積もった雪をかくのは大変だった。
まず、雪を捨てる場所が無い。
道路の両脇に捨てはするのだが、すぐに背丈より高くなる。
2メートルくらいの雪の壁になってしまう。
家内の身長では届かない。
しかたないので、家内には、スノーシューで雪の圧雪をしてもらった。こうすると、50センチくらいまで小さくなる。雪を捨てやすくなる。これで1日かけて道路まで開通した。朝9時からはじめて午後3時までかかった。もちろん誰一人として手伝うものはいない。まあ、これは仕方が無いかもしれない。みんな、自分のところのライフラインを護るので精一杯なのだろう。
県道の道路まで、開通すると、知り合いの不動産屋さんが、巨大ブルドーザーで通りかかった。
好意で助けてくれた。
涙が出た。
誤って北軽井沢ブルーベリーYGHの電光看板を破壊してしまったので、
さかんに申し訳なさそうに謝ってきていたが、
「あれは捨てる予定のものだから、いいんだよ。かえって生々したよ」
と笑い飛ばした。
今後、不動産を買う御客さんがきたら、
真っ先に彼のところに紹介しようと思う。
倍返しだ!
いや、10倍返しだ!
受けた御恩は、そのくらいにしてお返ししたいものである。
道路が開通したので、火曜日は、やっと北軽井沢ブルーベリーYGHのライフラインを雪かきできた。駐車場も雪かきをして、なんとか5台くらいのスペースをあけた。これでトラックがUターンできるようになった。トラックが新しい除雪機を届けてもらっても大丈夫な感じになった。
スノーシューをやる予定だった御客さん用のアミノバイタルプロの在庫24個が無くなったので、明日からの筋肉痛にそなえて買い出しにでかけた。これがないと筋肉痛で動けなくなるのだ。しかし嬬恋村のスーパー・コンビニは、のきなみ欠品だらけだった。パンも弁当もない。除雪道具も売り切れていて、入荷のめどもたってなかった。さいわい北軽井沢ブルーベリーYGHは、24名のキャンセルがあったので、食料は食べきれないほど在庫があったので助かった。除雪道具も山ほどあるので困らない。しかし、アミノバイタルが無いのだけは困るので、コンビニあった在庫は全て買い占めた。
そして一夜明けて、今朝、この文章を書いている。
今日は、道路をさらに雪かきして、注文した除雪機を積んだトラックが入れるようにしたい。
というわけで、まだしばらく休館します。
北軽井沢ブルーベリーYGHは、受け入れできる状態ではありますが、肝心な一般道が完全では無いです。
あとスキー場がのきなみクローズで、再開まで時間がかかると思います。
スノーシューツアーは、浅間牧場・小浅間山などの低山限定になると思います。
つづく。
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posted by マネージャー at 08:23|
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