息子が、あと2日で生後14ヶ月になる。
生後14ヶ月ともなると、もはや赤ちゃんとはいえない。
親の言葉を正確に理解しているからだ。
鉛筆などの危険な物を触っているとき、
「危ないから元に戻して」
と説明すると、きちんと元に戻す。
やってはいけないことも注意すると即座に止める。
非常に聞き分けが良い。
駄々もこねないし、ぐずりもしない。
ただし、何をやってはいけないかが分かってない。
なので、その辺にある物を手当たり次第に投げたり落としたりする。
1000本もある御客さん用のビデオ。
本棚にある数百冊もの本。
湯飲み・コップ・珈琲カップ。
食器棚にあるシュガースティック。
陳列冷蔵庫にある缶ビールなど。
これらを放り投げたりした。そのつど
「こら! ダメ!」
と大声で怒鳴ったら2度と悪さをしなくなった。
たいていの場合は、1回でやめた。
非常にききわけがよい。
信じがたいくらいに、親のいうことに素直に反応する。
その原因は、犬を飼っていたことにあると思われる。
愛犬コロが悪さすると「コラ!」と怒鳴って尻を叩く。
(もちろん頭は叩かない。尻である)
息子は、生後2ヶ月の頃から1年間おんぶされながら、それを見ていた。愛犬コロを散歩に連れていくときは、かならず息子を背負っていたからである。だから私が「コラ!」と愛犬コロを叱っているのを息子は、ずっと見ている。なので、息子は「コラ!」の意味は分かっている。そして、「コラ!」と言われたら愛犬コロのような態度をすべきだということも学習している。なので、息子は非常に聞き分けが良くなった。
さて本題に入る。
聞き分けが良い息子ではあるが、大人しいわけでは無い。日々、私に対して実験を繰り返している。いろんなものを破壊したり、無茶苦茶にして親を困らせる。ただしむ「コラ!」と叱ると二度としなくなる。そういう意味では聞き分けはよい。
コップを放り投げて「コラ!」と叱るとコップは放り投げなくなる。しかし、マグカップは投げてしまう。こっちを試すように投げてみせる。そして「コラ!」と叱ると、マグカップは投げなくなる。しかし、次に湯飲みを投げてくる。
よーするに、息子は私を試しているのである。
で、そのつど「コラ!」と叱るのも芸が無いという気がしてきた。
ちょいと疲れるが、
息子に仕返ししてやることにした。
まず息子をじっくり観察した。
何か良いことをするたびに褒めた。
褒めまくった。
すると、さかんに褒められようと同じ事を繰り返した。
ハイハイして運動しているときや太鼓を叩いて遊んだ時も褒めた。
散らかしたオモチャをかたづけたときも褒めた。
すると、わざわざオモチャ箱をひっくり返して、オモチャをしまうようになったりした。
息子は、少しずつ私の罠にはまりつつある。
ざまーみろである。
今日は、机から落としてしまったペットボトルをわざわざ拾ってくれた。
やたらと褒めたら、いろんなところからペットボトルをもってくるようになった。
つづく。
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posted by マネージャー at 13:04|
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