2014年07月25日

8歳の双子の可愛い姉妹たち

 ついに息子に「イヤイヤ期」がやってきた。
 何でも無いことに、ぐずるようになってきたのだ。
 よーするに自我をもちはじめ、
 自己主張するようになったが、
 なまじ言葉が通じないので、泣いたり愚図ったりするようになってきたのである。

「やっと来たか」

と内心ほっとしした。

実は、うちの息子には「イヤイヤ期」は来ないのではないかと心配していたのである。根拠もあった。私が息子の欲することを察知する能力が高いために、息子がイヤイヤ言うまでも無かったからである。しかし、イヤイヤ期は、私に対して出なく嫁さんの方にやってきた。

 うちの嫁さんは、規則正しい。どんなに寝てようが定時に御飯を食べさそうとするが、イヤイヤと泣き出してとまらない。ちゃぶ台返しのような真似までする。

「だから寝かせておけばいいじゃない」
「一食くらい抜いてもいいんだよ」
「無理に食べさせることはないって!」

と言ってもきかない。マニアル通りキチンと食べさそうとして、イヤイヤ期の息子と格闘している。嫁さんは、昔から育児本のマニアルに忠実である。御飯も栄養素別にグラム単位で計って食べさせている。それを息子が完食しないとキリキリしてしまうタイプなのだ。で、結局、便が出なくなったりして、私がヨーグルトやバナナを食べさせて、大きなウンチを誘ったりする。そういえば嫁さんは、息子の塩分過多にも神経質である。いくら私が

「豆腐やバナナで塩分は排除できる」

と言ってもきかない。とにかく嫁さんは子育てに対して真面目なのだ。マニアル重視なのである。何でも規則正しくやらないと気が済まないらしい。考えてみたら、これでイヤイヤ期が来なかったら逆に変である。息子のイヤイヤ期は、来るべくして来たのであろう。しかし、このイヤイヤ期を密かに私は歓迎している。赤ちゃんが自己主張できるようになったから、また一歩、大人の階段を歩んだのである。こんな喜ばしいことはない。

 長い前置きを書いてしまった。
 ここからが本題である。

 夏休みになると、ファミリーの御客様が毎日のようにやってくる。幼児3人連れの御客様とかやってくると、息子は大はしゃぎで暴れ回る。5歳児から3歳児くらいの子供が遊んでいるのをみているだけで、息子は大はしゃぎである。誕生以来、一番はしゃいだというくらいにはしゃぐ。それが毎日続くものだから、息子は徐々に人見知りしなくなってしまった。いろんな人にだっこしてもらっている。たくさんの子供たちと遊んでもらっている。

 で、不思議なことに、その瞬間の息子には、イヤイヤ病が発症しない。
 というわけで、昨日は一つ実験をしてみた。

 イヤイヤ病で食事をとらない息子を、みんなの前で食べさせてみたのだ。
 するとパクリと食べ始めた。
 その瞬間8歳の双子の可愛い姉妹がやってきて、
 彼女たちが、ままごとのように息子に食べさせはじめた。
 
 息子は、パクパクと食べ始めた。
 
 こうして実物の赤ちゃん(生後15ヶ月)を使ったままごとがはじまった。
 嘘のようにイヤイヤはでてこない。
 残念なことに、その光景の動画を撮影し忘れてしまっていた。
 返す返すも惜しいことをしてしまった。

 それにしても、小さな女の子たちの多くは、赤ちゃんに興味津々でよってくる。
 持って生まれた母性本能だろうか?
 赤ちゃん相手に優しく遊んでくれる。
 息子は、そういう優しさにふれて、少しづつ成長しているようでもある。
 私にも優しく頭をなでるようになってきた。

 逆に息子は、男の子と出会った直後は、少し乱暴というか腕白になっている。
 しかし、女の子に出会った後は、優しくなっている。
 つまり親以外の人間にも、子供の人格形成に影響していることがわかって面白い。


つづく。

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posted by マネージャー at 18:55| Comment(4) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする