つまり新規の御客様は、3割りしかいなかった。
ところが今年の予約は、真逆だった。
リピーターは、7割りから1割りに激減し、
新規の御客様が、3割りから9割りに増加した。
もちろん御客様の年齢も低下した。
いったい、何がおきたというのだろうか?
心当たりがあるとすれば、うちに息子が産まれたことしか思いつかない。
しかし、新規の御客様が、我が家の家庭状況など気にするだろうか?
そんなの知ったこっちゃ無いのではないだろうか?
そもそも新規の御客様が、たいして面白くも無い、このブログを読むとは思えない。
やはり、それだけ暑かったということだろうか?
そんなことは、どうでもいいとして、
泊まってくれた数少ないリピーターさんから絵本をいただいた。
息子さんが大きくなったために必要が無いからと言って下さったのだ。
で、この絵本がよくできているのに舌をまいた。
息子が、釘付けとなっているのだ。
特に虫の本なんか、じーっと見ていて全くあきない。
そういえば、これを下さった御家族の息子さんは虫マニアだったことを思い出した。
『そうか、この本で虫マニアになったのか』
考えてみたら、お下がりの絵本は、もとの持ち主の人生が凝縮しているのかもしれない。どういう絵本を見て育ったかによって、その人の人生が決まるのかもしれない。というのも、赤ちゃんは、すぐに大人の真似をするからだ。つまり、どんなことにも影響されやすいからだ。ということは、絵本は、持ち主の人生を方向づけたものの一つかもしれない。
話しは変わるが、赤ちゃんが産まれるまで、赤ちゃんが『夢をみる』とは思っても居なかった。しかし、生後2ヶ月の息子に対面して、もう夢を見ていることに愕然とした。寝ながらおっぱいを飲んでいる夢をみているからだ。寝ながら寝言のように飲む仕草をしている。
息子が、この夢をみなくなったのは、離乳食がはじまった生後7ヶ月頃である。
生後12ヶ月くらいになると、起こすと泣き愚図るようになってきた。
そこで、とある実験をしてみた。
起こす前に、耳元でケラケラ笑ってみせるのである。
すると、寝ながら笑い出した。
どうやら笑っている夢をみているようだ。
私は、次第に笑い声をおおきくしていった。
すると息子は笑いながら目覚めるようになった。
こうして、息子の寝起きは、笑いからはじまるようになってきた。
つづく。
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