2014年08月31日

2ヶ月ぶりの休館

昨日の土曜日は、レディースデイで、ほとんどが女性客だった。
で、今日は、2ヶ月ぶりに御客様がいなかったので、
臨時休館にさせてもらった。
おかげで、ゆっくりできた。

久々に、ゆっくり息子と風呂に入ったら、
かなり太っていた。
もちろん私も太っている。

無理も無い。
忙しすぎて運動できなかったから。
これからは、少しづつ体を動かすことにしようと思う。
とにかく、ぐっすり寝ます。


つづく。

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2014年08月29日

5匹のイワナ

リピーターが7割をしめる北軽井沢ブルーベリーYGHだが、
今年の夏は、新規の御客様が多かった。
以前は3割しかいなかった新規の御客様が、9割まで増えた。
で、年齢層がぐんと下がった。
そして、いろんな出会いがあった。
今日は、その中から、ちょっといい話を。

高校生の一人旅がやってきた。
2泊の予定である。
高校生だから、金があるわけではない。
当然のことながら素泊まりである。
そして、コンビニ弁当なんか食べている。

それをみた御客様の一人が、翌日の朝食を高校生におごってあげていた。
一人旅の高校生の朝食分の料金を払って上げたのだ。
ここまでは、どこのユースホステルにもある、ありがちな、ちょっと良い話しである。
しかし、この物語は、ここれで終わりでは無い。
つづきがある。

高校生は、北軽井沢ブルーベリーYGHの無料自転車を借りて、人間牧場に行ってイワナ釣りをした。そして5匹釣って持ち帰った。
人間牧場のイワナ釣りは、決して安い娯楽では無い。

http://fishing.nifty.com/cs/catalog/fishing_kanritsuriba/catalog_11032_1.htm
入場料1000円
魚のお持ち帰り代金
山女 400円
岩魚 400円
虹鱒 300円

なのにイワナとヤマメを5匹も持ち帰ったわけだから、最低でも3000円は払っている勘定だろう。
高校生には大きな出費に違いない。

これを私に持ってきて、
「お茶会で出してください」
と言ってきた。朝食を奢ってくれた、見ず知らずの御客様へのお礼だったのかもしれない。
(ちなみに高校生が泊まった初日には、一人旅が5人いた)
しかし、奢ってくれた御客様は、その日は、旅だってしまって、泊まっていなかった。
お茶会には、別の御客様ばかりがいた。
それも、全員がファミリーで4家族。
みんな小さな子連れの御客様だった。
一人旅は一人も居ない。
「アチャー」
と思ったが、どうにもならない。

幼児連れのファミリーの御客様は、早く寝る。
お茶会には降りてこないのが普通である。
私は、ハラハラしながら、お茶会の時間を迎えた。
もし、誰も降りてこなくて、5匹のイワナが冷めてしまうことは避けたいが、こればかりは、どうにもならない。
どうか誰か降りてきてくれと、浅間山に祈った。
そして、奇跡が起きた。

ファミリー4家族が全員降りてきたのだ。
どの家族も一歳児を連れておりてきたのだ。
5匹のイワナは、4家族と高校生が仲良く食べることになった。
そのうちの若いお父さん(二十代くらい?)は、高校生と仲良く会話をしていた。
私は、息子と、他の一歳児のお子さんと、遊びながら、そのようすを見てホッとしていた。



つづく。

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2014年08月28日

久しぶりに万座温泉にでも

20日連続の満室つづきも追わり、
昨日と今日は、一息つきました。
としいっても、あいかわらず御客様は、二桁台。
今日は13名です。
ただ、明日は激減するので休めそうです。
なんだかんだと言って、今年は御客様が多かったです。
8月の稼働率も8割から9割はいってるのじゃないかな?
2月の大雪から7月まで続いた閑古鳥が嘘のようです。

で、どうして、こんなに入ったのだろう?
と不思議に思って調べてみたら、
やはり、きちんとした理由がありました。

今年は、白根山の噴火の危険のために草津白根山の閉鎖。
あと台風で破壊された万座までの有料道路の完全封鎖もあって、
万座温泉の御客様が激減し、
その御客様が北軽井沢に流れたらしいのです。
『なんだ、そういうことか!』
と、原因も分かってしまえば、なんてことのない。

しかし、よそ事ながら万座のお宿さんは、大丈夫なのだろうか?
ちょっと心配です。
はやく道路が開通するといいですね。

というわけで、9月にだしている志賀高原の紅葉ハイキングツアーが心配になってきました。
それまでに万座の有料道路は開通するのだろうか?
もし開通したら久しぶりに万座温泉にでも入りに行こうと思っています。

つづく。

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2014年08月24日

宿主が青ざめた瞬間

昨日も双子ちゃんが北軽井沢ブルーベリーYGHに宿泊してくれた。
なぜか、うちの宿は、双子ちゃんが多い。
これは偶然なのか?
それとも何かあるのだろうか?
去年・一昨年は、3つ子ちゃんもいたが、
今年は、やたらと双子ちゃんが多い。
もし許されるなら双子ちゃん友の会でも作りたいが、
個人情報の関係で無理なはなしである。

それはともかく、昨日は青ざめた。
御客様が「子供用の箸をください」と言ってきたからである。
それで初めて気が付いた。
うちには、子供用の箸がないことに。

今までの御客様は、子供に大人用の箸を使わせていたし、
ティースプーンや、ケーキフォークで
子供さんはご飯をたべていた。
実際、それで不便がないので、開業以来、14年間、それで通してきた。
もし、自分に子供が居なかったら、今後も、その方式を貫いたと思う。
ところが、52歳にして、はじめて子供が出来て、
1歳4ヶ月の息子に食事を食べさせていると
御客様が「子供用の箸をください」と言われて
何の用意もしてなかったことに赤面してしまう。
と同時に宿屋としての心構えがなってなかったことに青ざめてしまう。

『24時間以内に、子供用の箸・フォーク・スプーンを調達せねば!』

こういう時にたよりになるのが、Amazonである。まずAmazonのお急ぎ便で、すべて調達した。しかし、いつ届くかわからなかったので、翌朝、一番に車で軽井沢のスーパーや薬局にいって、乳児用のものから幼児用のもの、小学校低学年用のものまで買いあさった。
で、その日の夕食には、お子さんのいるテーブルに、アンパンマンやミッキーなどのキャラモノの箸やスプーンを並べることができた。

ホッとした。

しかし、どうして、今までこんな基本的なことに気が付かなかったのだろうか? 我ながら穴があったら入りたい気分である。今まで、うちの宿は、リピーターさんが多かったために、こういう指摘をしてくれる人がいなかった。みんな宿屋に気をつかってくれたのだと思う。しかし、それではいかんと思ってしまった。まだまだ、うちの宿には足りないところが多いようだ。

たとえば、バイクの御客様に、屋根付き駐車場に、カッパの干せる物干し場が欲しいと言われた。なるほど、もっともである。これなどは、物干しロープをくくりつければよいわけだから、ごく簡単な作業で住むのに気が付かなかった。他にもいろんな指摘があったので逐次改善していきたい。


つづく。

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2014年08月22日

Windows 9が、来月に発表されるらしい

Windows 9が、来月に発表されるらしい。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014082200215

 やっぱりなと思ってしまった。
 マイクロソフトがやりそうなことなのだ。
 慌てて、Windows8を買わなくてよかった。
 Windows7にしておいてよかった。

 Windows8だと、今までのソフトが使えない。
 Windows7なら使える。

ちなみにWindowsの各製品のサポート終了日は、

Vista: 2017 年 4 月 11 日
Windows 7: 2020 年 1 月 14 日
Windows 8: 2023 年 1 月 10 日

というわけで、最近買い換えたWindows7にしても、あと6年しかもたない。
Windows 8にしたって、あと9年である。
マイクロソフトは、消費者を馬鹿にしているのか?と思ってしまう。

おそらくだか私はもう、Windows7を買い換えないと思う。
Windows7が終わったら、フリーのOSを使うようになると思う。
(実は、すでに一部のパソコンには、そのOSを入れはじめている)
既存のソフトハウスも、将来的にはその方向になるだろう。
いずれマイクロソフトの寿命もつきるだろう。

ただ、ホームページを作っている関係上、1台だけは、Windowsが作動するパソコンは必要だろう(ちなみに、うちには6台のパソコンがある)。これは必要経費なので仕方が無い。もちろんMacの中古パソコンも買う必要性を感じている。ホームページを作るうえで、どうしても必要だからだ。

あと、御客様からスマートフォンの充電器を貸してくれと言われたが、残念ながらうちにはスマートフォンが無い。忘れた御客様のために、充電器だけ買っておくのも悪くは無いなと思ってしまった。ただし、どれだけの種類があるのかが、問題である。100円ショップなら売っているのだろうか? 全種類を売ってるなら買っておいてもいいだろう。





つづく。

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posted by マネージャー at 14:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月21日

双子ちゃんばかりが泊まる宿

今年は、新規の御客様が多かったせいで、いろんな出会いがあった。
驚いたことは、やたらと双子のお子さんが多かったことだ。
双子が産まれる確率は、1000分の6であるらしいので、
あきらかに、うちの宿には確率以上に
双子ちゃんが多く泊まっていることになる。
20倍以上の。

で、双子ちゃんに会う機会が多いのだが、
双子ちゃんの遺伝子の凄さに驚かされた。
大人になった双子と違って、
子供や幼児の頃の双子は、
まさにクローンそのものである。

歯の抜け方や、八重歯の形までそっくりなのだ。
お母さんの話しによれば、
ほぼ同時に、同じ場所の乳歯が抜けるらしい。

私は、子供の成長は、遺伝子よりも環境優位説をとっている人間だが、ここまで双子の遺伝子の驚異をみせつけられると、すこしばかり考えを改めた。
しかし、多くの双子ちゃんたちは、生きている環境も一緒なんですよね。つまり、遺伝子と環境が一致している。だから、これだけでは遺伝子優位説は成立しない。

私の少ない経験から考えてみても、子供は育てたようにしか育たない。親がムスッとしていたら、赤ちゃんもムスッとした顔になるし、親が笑えば、赤ちゃんも笑うようになる。私は、一生懸命に、不自然なくらいに息子の前で笑って見せたので、息子は笑顔だけは、どの赤ちゃんよりも見せるようになった。
ちなみに、私は子供の頃、笑わない人間だった。
いつもムスッとしていた。
だから、もし遺伝子が優位なら、私の息子はムスッとするはずである。
現に、最初は、ムスッとしてて、難しい顔ばかりしていた。
で、懸命に笑わせたのだが、今では、笑ってばかりである。
おかげで、いろんな御客様に可愛がられた。
あるいみ赤ちゃんの笑顔は最強であるから、親としては、これで役目をはたせてよかった。一安心である。


つづく。

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posted by マネージャー at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月20日

ビジターカード廃止の影響

気が付いたら8月も終わろうとしている。
時間がたちのが早すぎて驚いた。
それだけ忙しかったのだろう。
特に今年は新規の御客様が多かったので、めまぐるしかった。
しかし、それだけに新しい出会いに何度も感動した。

14人の幼児たち(未就学児)が泊まったこともあったし、
未成年の女子大生を前に観光案内したりもした。
新規の御客様によって全体的に年齢層が若返った感がある。

また、スノーシューのガイドだけうけた御客様が、
夏に孫を連れて初めて泊まりに来てくれたり、
家族を引き連れた業者さんたちもいた。
業者さんといっても、私などより二十歳は若い。
下手したら三十歳くらい若い人もいたかもしれない。
中には夜になると、ギターをもって星空の庭で歌っていた業者さんもいた。

どうして今年は新規が多かったのか?
理由は、楽天・じゃらん・HISの部屋を解放したことにある。
去年までは、楽天・じゃらん・HISに部屋を出さなかった。
会員さんを中心に泊めていたのだ。

しかし、今年は、方向転換した。日本ユースホステル協会が、ビジターカードを廃止したからである。夏のような忙しい時期に、非会員の御客様に、めんどくさい手続きが必要なビジターカードを書いてもらわなくてもよくなったのである。これで、どんなに集客が楽になったことか。やっと一般のペンションと同じ立ち位置で競争できるようになった。その結果、御客様が増えたのである。

まあ、そんなことは、どうでもいい。
本題に入る。
ビジターカード廃止のおかげで、会員外の御客様との出会いが倍増した。いや3倍にも、4倍にもなった。今までの北軽井沢ブルーベリーYGHは、ほとんどが会員ばかりであった。ビジターカード廃止となった今年は、圧倒的に非会員が増えた。そのおかげで素敵な出会いがいくつもあった。
それら全部を書くのは、時間が無いのでやめておく。
機会があったらにする。
なので、ちょっとミーハーな話しをしたい。

なにげなく予約表をチェックしたら◎◎という御家族の名前が目に入った。名字は、よくある名だが、名前をみたら◎◎家の御開祖の名前と一緒だった。「もしや?」と思いつつ、当日、御客様を迎えたら本物の◎◎家のようであった。見た瞬間ぴんときた。どうみても◎◎家の雰囲気をただよわせている。
歴史好きな私にとって◎◎家は、AKB48が泊まりに来るより、100倍感動的であった。おそらく全国の歴女たち、歴史オタクたちも同意するとおもう。なにしろ数百年にわたって何度も日本史をかえるほどの活躍をした一族なのだ。こういうことがあるから宿屋はやめられない。宿をやってて良かったと思った。


つづく。

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posted by マネージャー at 21:40| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月18日

キャンセルでました。23日(土曜日)相部屋3人泊まれます

業務連絡です。

大勢の御客様を断っておきながら、誠に心苦しいのですが、
8月23日(土曜日)にキャンセルが出ましたので、
相部屋3人分のベットが空きました。
男性・女性を問わずで泊まれますので、
まだ御予定の無い方は御検討ください。



つづく。

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posted by マネージャー at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月17日

松川渓谷温泉滝の湯

松川渓谷温泉滝の湯

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〒 382-0815 長野県上高井郡高山村奥山田3681-377
電話 026-242-2212
営業時間 10:00〜17:30 定休日 不定休


つづく。

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posted by マネージャー at 22:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 長野県&長野市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月16日

松川渓谷ハイキング

松川渓谷ハイキングです。
滝が凄いですね。

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つづく。

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2014年08月14日

お盆中、軽井沢方面は、大渋滞!

業務連絡です。

お盆中、軽井沢方面は、大渋滞!
お盆中は、軽井沢経由で北軽井沢に来るのは避けた方が良さそうです。
おすすめのルートは、

国道406号を経由して、二度上峠を通過するルートです。

高速で来られる場合は、軽井沢インターではなく、東部湯の丸インターで降りて、地蔵峠・鹿沢温泉経由で来た方がよさそうです。

なお、万座白根の有料道路は、ただいま閉鎖中です。
http://www.princehotels.co.jp/manza/files/top_news20140812.pdf
草津経由でいらっしてください。



つづく。

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posted by マネージャー at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月12日

14日相部屋・男性1名あきました

14日相部屋・男性1名あきました。
まだ御予定の無い方は、御検討ください。


つづく。

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2014年08月11日

台風が来なかったので花火大会

昨日は台風が来なかったので3家族合同で親子花火大会をやった。
(うちの宿では子供に花火をプレゼントしている)

お子さんたちの嬉しそうな顔に安堵した。
これで星が出ていれば言うこと無しだったが、贅沢はいうまい。
雨が止んだだけでもラッキーというべきだろう。
とにかく子供たちの喜ぶ姿は見ていて楽しい。

お茶会にも子供たちが出てきた。
どの御菓子を食べようか迷っていた。

うちの息子は、まだ子供たちの輪にははいれない。
まだ生後16ヶ月だからだ。
しかし、だいぶ言葉を覚えてきた。

NHKの『おかあさんといっしょ』を見ながら体操もする。『幸せなら手を叩こう』の曲にあわせて、手を叩いたり、足を踏みならしたりもする。もちろん私も家内も『おかあさんといっしょ』を見ながら一緒に手をたたく。
NHKの教育テレビは、本当に便利なツールで、これをみせるだけで息子は大人しくなる。まさにベビーシッターそのものである。
前置きは、このくらいにして、うちの嫁さんが変なことを言い出した。

NHKの『おかあさんといっしょ』には、着ぐるみの人形劇があるのだが、ムテキチ・ミーニャ・メーコブという3匹の動物が主人公である。その動物のことで、嫁さんが変なことを言い出した。

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「メーコブっていう牛がいるでしょ?」
「メーコブは羊だよ」
「牛でしょ、どうみても牛だよ」
「はあ? どこを見てるの? ちゃんと角をみた? 羊だよ」
「角は見てないけれど、どうみても牛でしょ」

確かに牛のようにも見える。
しかし、羊の角であって、牛の角では無い。
肝心なところを見落としている。

実は、こういうことは、よくある。
御客様を自然ガイドに連れて行くとき

「ウサギが走っているときは、ウサギの耳はどうなっているでしょうか?」

と御客様に質問する。

 もちろん御客様の大半は答えられない。
 迷ったあげく「耳が後ろにたれている?」と答える。
 もちろん正解では無いが、問題はそこではない。
 すぐに答えられないことが問題なのだ。

 なぜ、すぐに答えられないか?

 ウサギが走っている絵本が日本にないからである。
 ようするにウサギが走っている絵を見た記憶が無いことに問題がある。
 しかし、英語圏の子供たちはすぐに答えられる。
 ウサギが走っている絵をたくさん見ているからだ。
 ピーターラビットは、走っているとき、必ず耳をたてている。
 英語圏の子供たちは、それを小さいときから見ているのである。

(良くも悪くも狩猟の国・英語圏では、ウサギは走って逃げるイメージがある。つまり走って逃げているウサギを観察する機会があり、リアルに絵本に描けたということであろう)

 で、話しが戻るがメーコブを牛と思っていた嫁さんも、メーコブの角を見ていなかった。というか、そこに関心がなかった。パッとみて牛と思ったのは、角に関心が無かったからだろう。つまり、それだけ一般人は、動物に関心が無いと言える。どうしてそうなったのか? やはり子供たちが動物とふれあう機会を失ったためかもしれない。


つづく。

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posted by マネージャー at 09:13| Comment(5) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月10日

台風は、いったい何処にいってしまったんだろうか?

台風は、いったい何処にいってしまったんだろうか?
少なくとも北軽井沢では、雨風はいまのところない。

今日、北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まる御客様は、
安心してきて下さい。

ただし、軽井沢は、渋滞していますので、
そのへんを計算に入れて、
早めにチェックインされることをおすすめします。
天気予報によれば、明日は晴れそうです。
きっと星もきれいでしょう。


つづく。

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posted by マネージャー at 12:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月09日

宿主のジレンマ

 今年の夏の御客さんは、9割が新規の御客様なのだが、信じがたいことに、どの御客様も良い人ばかりである。今年は特に御客様に恵まれた。素晴らしい御客様にばかりに出会った。
 また、御客様どうしで、庭で花火をして遊ぶことも珍しくなくなった。
 見知らぬ御客様どうしが花火がきっかけで、仲良くなって、そのままお茶や酒を飲み交わすことも珍しくなくなった。
 もちろん楽天・じゃらん・HISの御客様も加わっている。

 うちの息子も、親切な御客様に可愛がってもらった。
 また、5歳と2歳の御客様のお子さんが、1歳4ヶ月になるうちの息子と遊んでくれたりした。
 宝物のオモチャを貸してくれたり、いろいろ遊んでくれた。
 息子は興奮してキャーキャーと絶叫した。
 5歳の男の子の親切に感動して、すごく喜んでいた。
 
 本当なら、いつまでも息子を5歳の男の子と遊ばせてあげたかった。
 しかし、宿は満室。
 そんな中に『キャーキャー』と絶叫する息子を放置はできない。
 ほかの御客様の迷惑になる。
 親心としては、遊ばせてあげたかったが、
 宿屋の親父としては、それはできない。
 泣く泣く、早々に息子を引き上げさせた。
 とはいうものの、息子は興奮のあまり眠れなかった。
 無理も無い、いままで年の近い子供さんと接触してなかったのだ。
 
 だが、私は宿主である。
 息子の興奮を鎮めなければならない。
 そこがちと辛いところでもある。
 
つづく。

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posted by マネージャー at 04:49| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月07日

元ヘルパーさんが、子供さんを連れて訪ねてきてくれた

 北軽井沢ブルーベリーYGHは、ここ5年くらいヘルパーを雇っていない。
 理由は、私の体力に限界が来たからである。

 私は、ヘルパーには、労働力として期待してない。御客さんへの親切心をお願いしている。だからキュウリを1本切るのに1時間かかっても文句は言ってないし、笑ってみていた。ニンニクの皮むきに3時間かける人が居ても、全く問題ない。その人に人生勉強してもらえればよいと思っているからだ。

 なので、北軽井沢ブルーベリーYGHがオープンした頃は、ヘルパーさんが10人くらいいたことがあった。客室が17人なので、ヘルパー10人に御客さんが7人ということもあった。ある時などは、御客さん1人にヘルパー10人と言うときもあり、御客さんが、かなりびっくりしていた。11人で食事しているのに、御客さんは一人しかいなかったからである。

 当然のことではあるが、赤字である。
 食費は11人分かかるが、売り上げは1人分しか無いからである。
 しかし、それで良いと思っていた。

 なぜならば、私自身が、ユースホステルでヘルパーをすることによって、いろいろな勉強をさせてもらっていたからである。私は、1993年と1994年に釧路牧場ユースホステル(星野牧場ユースホステル)でヘルパーをした。そこで貴重な人生経験をさせてもらった。
(詳しくは http://kaze3.com/helper/makiba/makiba11.htm )

 なのでユースホステルの経営者になってから、ご恩返しのつもりで大勢のヘルパーさんを向かい入れた。

 しかし、歳をとり体力の限界を感じたので。2010年を最後にヘルパーさんの採用はやめてしまった。今後もヘルパーさんを採用することは無いと思う。御客さん相手だけで目一杯だからだ。とてもヘルパーさんの相手までできない。

 前置きはこのくらいにして、本題に入る。

 先日、元ヘルパーさんが訪ねてきた。
 結婚していて、美人の奥さんと1歳7ヶ月のお子さんも連れてきてくれた。
 うちの息子とは、同級生になるお子さんだった。
 さかんに「かわらないなあ」を連発していた。

 実際には、施設的に大きな変化があったわけだが、にもかかわらず「かわらないなあ」を連発していたのは、『雰囲気』が変わってなかったからだと思う。そもそも記憶なんてものほどあてにならないものはない。しかし、独特のニオイというか、雰囲気は昔と変わってなかったのだろう。

 で、うちの嫁さんが、ちょっといい話を聞かせてもらった。

 元ヘルパーさんが、奥さんになる恋人と、お付き合いをはじめた頃に、元ヘルパーさんは、北軽井沢ブルーベリーYGHでヘルパーをしていたことを話したらしい。
 その恋人さんは、さっそく北軽井沢ブルーベリーYGHのホームページを読んだらしい。そして『こういう所でヘルパーした人なら』ということで結婚が決まり、お子さんが産まれ、そして北軽井沢ブルーベリーYGHまで訪ねてきてくれたのだ。しかもお子さんは、息子と同級生ときている。なんともいえない感動が、私の心に伝わった。

つづく。

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posted by マネージャー at 15:39| Comment(10) | TrackBack(0) | ヘルパー物語2008− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月06日

クワガタやカブトムシの悪戯

 いつもの年なら8月第一週の平日は、御客さんも多くなく、比較的ひまなのだが、今年はずっと満室ちかくなっていて忙しい。こういう時に限って大事件はおきる。なんとなく嫌な予感はしていた。

 で、その予感は当たった。
 網戸が片っ端から破れはじめたのだ。
 犯人は、クワガタやカブトムシであった。

 北軽井沢ブルーベリーYGHのまわりは、クヌギやコナラの樹でいっぱいである。当然のことながらクワガタやカブトムシがいる。こいつが、夜の光に誘われて網戸にへばりつき、網戸を破壊するのだ。

 ふだんなら網戸は壊れない。

 しかし、前回、張り替えてから7年から8年くらいたっているので寒暖差と紫外線の影響で劣化しているのだ。夏に網戸が破壊されれば、虫たちが侵入する。しゃれになってない。

 で、目が回るくらい忙しいさなか、ホームセンターに飛び込み、網戸の網を買ってきて、全ての客室の網戸の網を張り替えた。飲まず食わずで、作業は、12時から15時までかかった。15時に全て張り替えた時、御客さんがチェックインした。間一髪であった。

 念のために、張り替えた網は、編み目が最小のものにしてある。
 虫たちの嫌う臭いもついていて、景色も見やすい黒色にしてある。

 それにしても今回は反省した。
 今度からは、3年おきに網戸を張り替えることにする。
 もちろん夏前にだ。


つづく。

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2014年08月05日

今日も満天の星空だった。

ここのところ、ずっと星空に恵まれているが、
今日も満天の星空だった。
車に大勢の御客様を乗せて、
キャベツ畑のど真ん中で星空観察会をひらいた。
ほんの数分間の間に大きな流星が2つあった。
大人も子供も歓声をあげた。

星が縁で、見知らぬ旅人たちの心が打ち解けた。
子供たちも仲良くなった。
お茶会が予想外に盛り上がっている。
星の魅力である。
実は、あと2日で星祭りだ。
七夕である。
明日は、笹竹と短冊を手に入れようかと思っている。


つづく。

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posted by マネージャー at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月04日

業務連絡です

8月9日(土曜日)男性一名キャンセルでました。
まだ御予定の無い方は、御検討ください



つづく。

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posted by マネージャー at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大五郎

昔、子連れ狼という時代劇があった。
乳母車に三歳児の息子を連れて、幕府の刺客(殺し屋)から逃げつつ放浪する浪人侍の話である。
話しのストーリーは、毎回、ワンパターンなものが多かった。

1.父親が3日間分の食事を3歳の息子に用意する。

2.そして、3日間、無人の神社の境内で待てと命令する

3.父親は、幕府の刺客と3日間戦うつもりであったが、ピンチとなって5日間も捕らわれてしまう。

4.父の帰りを待っていた3歳の息子の食事は無くなり、飢えでフラフラになって、町に出る

5.すると村の小さな女の子に出会い、その子の親に食事をめぐんでもらう。その親切な人達に、いろいろお世話になって、なんとか生き延びる。

6.そこに父親(子連れ狼)が、牢屋から脱出して戻ってくるが、3歳の息子はいない。で、さがしてみたら親切な人達に、保護されていた。しかし、保護していた人達は、父親(子連れ狼)の敵のボスだった。

7.父親(子連れ狼)は、敵のボスを倒してしまう。そして3歳の息子を助けてくれた女の子が孤児になってしまう。

まあ、こんなストーリーが毎回つづいていました。


この時代劇の歌詞(橋幸夫)も、こんな曲です。

小高い丘の城跡の崩れかけた東屋で、
その子は父を待っていた。
この日の朝には帰るはずの父であった。
それが三つ目の朝となり、
四つ目の夜が来て、
五つ目の朝が雨だった。





 長い前置きは、このくらいとして
 息子が生後16ヶ月になった。
 で、ますます巨大化している。
 ちょっと肥満気味なのである。

 あきらかに食べさせすぎなのであるが、嫁さん曰く、きちっと計量してマニアルどうりに規定量を食べさせているらしい。しかし、私は、そのマニアルとやらを疑っている。本に書いてあることには、嘘が多いからだ。まあ、そんなことはどうでもいい。

 今年の夏は、9割りが新規の御客様である。
(例年なら新規は3割くらいで、大半がリピーター)

 そのせいか、いつもの年と勝手が違っている。道が分からなかったり、軽井沢の混雑などで、予定より大幅に遅れて到着する御客様が多い。チェックインが、遅れ気味なのである。当然のことながら、夜8時・夜9時といった時間帯に夕食を用意するケースが増えてきた。というか、それが当たり前になってきた。

 そうなると生後16ヶ月の息子も夕食をとれなくなってきた。子連れ狼の大五郎みたいになってきたのである。せいぜいミルクの入ったほ乳瓶を与えて放置するしかない。最初は、嫁さんは、この状況に発狂しそうになっていたが、

「これで、いいんだよ。うちのは太りすぎだから、1食抜くくらいでちょうどいいの」

と強引に押し切った。もちろん子連れ狼の話しもした。

 現に息子からは文句は出ない。むしろ調子が良いくらいである。やはり栄養過多だったのだ。今までは、寝ているのを無理矢理起こして、きっちり定時に、それもマニアルどうり定量を食べさせていたのだ。眠いのに起こされた息子は愚図るし、寝起きで胸焼けしているのに無理矢理食べさせられて、ぶくぶく太るはで、息子の機嫌が悪かった。しかし、御客様の対応に追われて、それが不可能になると、逆に息子はぐっすりと眠れるようになって調子が良くなった。

 そもそも人間の体は、飢えに対応している。だから、たまに飢えることによって健康を維持できる。その逆に全く飢えないと不健康になるのだ。生後16ヶ月の赤ちゃんを飢えさすわけにはいかないが、食べさせすぎはどうかと思う。

 ところで、今年は、子連れの御客様も多くなった。先日も息子と同じ生後16ヶ月のお子さんが泊まっていた。そのたびに、お母さんが、不思議そうに質問してきた。

「生後16ヶ月のお子さんがいて、どうして宿の仕事が出来るんですか? 赤ちゃんは泣かないんですか?」
「うちの子は、空気を読むので」
「え?」
「仕事が忙しいと、空気を読んで、一人遊びをしてくれるんです。または寝てくれます」
「普通は逆ですよね。忙しいと、駄々をこねるのが赤ちゃんですよね」
「え? そうなんですか?」
「そうですよ。暇なときは良い子でも、忙しくなると愚図るのが一般的だと思いますが」
「うちは逆ですね。忙しい時は、空気を読んで、静かにしてくれます。こっちが休憩タイムになったり、御客様が全員チェックアウトすると、かまってくれと言ってきますね。そういう時間も知っていて、親が対応できる時間と、そうでない時間を理解できているようです」

 御客様は、驚いていたようだが、なんのことはない。赤ちゃんは、大人が思っているより頭が良いのである。うちは、どんなに泣いても忙しい時には、無視するしかない。それを息子は学習しただけなのだ。昔は、こういう対応を「抱き癖をつけない」と言っていたのだ。

 現に、こういう赤ちゃんは、うちだけでない。ペンション・貸別荘といった宿屋仲間の御両親に聞いても、うちの息子と同じであったようである。どんなに泣いても忙しい時には、無視するしかないと、赤ちゃんは、それを学習するのである。といっても生後16ヶ月だと、もはや、赤ちゃんとは言えないか。立派な幼児ですね。


つづく。

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posted by マネージャー at 05:50| Comment(4) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月02日

光あるところに影がある

今年もたくさんのファミリーが泊まりに来てくれた。
ありがたいことに、どの御客様も、とても良い人達だった。
新規の御客様が9割を占めながらも、その大半が人徳者であり、
気遣いのある御客様だったのには驚いてしまう。
これは日本人に限らない。
そうなると宿側もはりきってしまう。
100パーセントの予定が、120パーセントに割増しして
もてなしてしまう私の悪い癖が出てしまう。

そんなことは、どうでも良いとして、今年の夏もいろいろなドラマがあった。
数多くのドラマの中で、今回は愛犬コロについて語ってみる。

愛犬コロは、みんなの人気者になった。
今年は去年より、犬小屋を小さくしたためである。
そのために愛犬コロは、御客様に愛嬌をふりまくった。
で、たちまち子供たちの人気者になった。
うちのコロも子供たちが大好きなので、相思相愛になってしまった。
帰り際に多くの子供たちが、

「コロちゃんとはなれたくない」
「コロちゃんを飼いたい」

と涙を流して去って行った。
コロも、そんな子供たちにクンクンと鳴いて、別れを惜しんでいた。
コロの方も、かまってくれる子供たちと離れたくないのだ。
しかし、出会いあるところに別れがある。
光あるところに影がある。
これが世の定めなのだ。
これが一期一会というものであろう。
お子さんたちも、こうして少しづつ大人への階段を登っていくのかもしれない。

つづく。

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posted by マネージャー at 18:19| Comment(2) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする