今年は、新規の御客様が多かったせいで、いろんな出会いがあった。
驚いたことは、やたらと双子のお子さんが多かったことだ。
双子が産まれる確率は、1000分の6であるらしいので、
あきらかに、うちの宿には確率以上に
双子ちゃんが多く泊まっていることになる。
20倍以上の。
で、双子ちゃんに会う機会が多いのだが、
双子ちゃんの遺伝子の凄さに驚かされた。
大人になった双子と違って、
子供や幼児の頃の双子は、
まさにクローンそのものである。
歯の抜け方や、八重歯の形までそっくりなのだ。
お母さんの話しによれば、
ほぼ同時に、同じ場所の乳歯が抜けるらしい。
私は、子供の成長は、遺伝子よりも環境優位説をとっている人間だが、ここまで双子の遺伝子の驚異をみせつけられると、すこしばかり考えを改めた。
しかし、多くの双子ちゃんたちは、生きている環境も一緒なんですよね。つまり、遺伝子と環境が一致している。だから、これだけでは遺伝子優位説は成立しない。
私の少ない経験から考えてみても、子供は育てたようにしか育たない。親がムスッとしていたら、赤ちゃんもムスッとした顔になるし、親が笑えば、赤ちゃんも笑うようになる。私は、一生懸命に、不自然なくらいに息子の前で笑って見せたので、息子は笑顔だけは、どの赤ちゃんよりも見せるようになった。
ちなみに、私は子供の頃、笑わない人間だった。
いつもムスッとしていた。
だから、もし遺伝子が優位なら、私の息子はムスッとするはずである。
現に、最初は、ムスッとしてて、難しい顔ばかりしていた。
で、懸命に笑わせたのだが、今では、笑ってばかりである。
おかげで、いろんな御客様に可愛がられた。
あるいみ赤ちゃんの笑顔は最強であるから、親としては、これで役目をはたせてよかった。一安心である。
つづく。
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