昨日、北軽井沢の紅葉の状況について、このブログで記事をかいたら、いろいろと紅葉について問い合わせがあった。口頭で説明するより画像をみてもらった方が早いので、今日の14時頃に浅間牧場を散策してきた画像をみてもらいたい。
決して豊作というわけでは無いが、葉っぱは、まだ散っては無い。木の種類によっては、まだ青いままのものもある。あれだけの夏の長雨だったにもかかわらず、これだけの紅葉が残っているのは奇跡に近い。ふつう、夏の日照が悪いと、葉っぱは赤くならずに枯れてしまうからである。特にツタ漆・山漆の赤がよい。楓と白樺は不作である。他の樹木はまあまあだ。
あと不作なのが山栗・ヤマブドウである。毎年、わんさかと実をつけるヤマブドウの蔓に、今年は実をつけないケースも多かった。こういう場合は、来年に豊作になるケースが多い。
関係ないが、ここで「ホンマでっか?」のネタを披露しようと思う。
実は来年の南信州の高山植物は、花が素晴らしいことになる可能性がある。理由は、御嶽山の噴火のせいである。噴火によって酸性質の火山灰が広範囲にまかれたと思うが、その結果、酸性土質を好むツツジ科植物が大量の花を咲かせる可能性がある。
御存知のとおり、高山植物のほとんどがツツジ科である。だから南信州の山の花畑は、例年にない豊作が期待できる。なので、噴火前と噴火後の高山植物の変化の調査をすべきだろう。そして高山植物を売り出すべきだろう。
御嶽山の噴火で困っている人も多いと思うが、実は、悪いことばかりでは無い。御嶽山付近の観光協会・自治体は、それをふまえたうえで今から、それらの広報活動の準備をすべきである。火山灰や火山弾も捨てずに採取しておくことをおすすめしておく。後々貴重な観光資源になると思う。できれば、御嶽山火山ミュージアムを立ち上げると良い。廃校などを利用して採取した火山弾・火山灰を陳列し、顕微鏡で火山灰を見れるようにするといい。できれば、これをきっかけとして、村おこしをしてもらいたい。
つづく。
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