2015年01月23日

毛布を総交換する勇気

今年の年末年始は、珍しく御客さんが多かった。
そのために資金的に一息ついたので、念願の設備投資を行った。といっても、枕と毛布を全て新品にしただけである。枕は、今まで使っていた低反発枕をやめて、いわゆる「ホテル枕」に変えた。混合素材を使った枕である。
ちなみに枕の寿命は3年くらいである。3年おきに買い換えている。ところが毛布の寿命は長い。オープン以来買い換えてない。布団の羽毛は、数年おきに買い換えているが、毛布は買い替える必要がないほど、羊毛の毛布は、もちがいいのだ。オープン以来、全く持って品質はかわらない。だから買い替える必要はなかったのだが、
「エイ!ヤ!」
と捨てて、全てフランネルに換えてしまった。

 羊毛の毛布は、本当に頑丈である。よごれもつきにくく、たとえついても簡単に落ちる。おまけに何年使っても劣化しない。そして温かい。だから帝国ホテルでも、ホテルオークラでも使っている。高級ホテルの御用達なのだ。だから捨てる勇気はなかなかもてなかった。
 
 しかしである。羊毛の毛布は致命的な欠陥がある。重いのだ。せっかく品質の良い羽毛布団を使っているのに、毛布が重いために、御客さんから「何とかならないか?」という要望もチラホラある。今は、どの御家庭でも軽い羽毛布団を使っているので、旅先で重い羊毛の毛布にショックをうけるのだ。
 
 時代は変わったのである。
 重い毛布は好かれないのだ。
 しかし、まだ新品同様な毛布を捨てるには勇気がいる。
 25年たっても新品同様なのである。
 本当に良い素材なのだ(最高級品である)。
 しかし重いことも確かだ。
 時代にあわなくなっているのだ。
 
 私は断腸の思いで廃棄を決断し、新素材を使ったフランネルに総取り替えした。軽くて、もっと保温性の高い素材のフランネルと交換した。そして自分で使ってみた。たしかに軽い。暖かさも羊毛なんかより、ずっと温かい。ダニも付かないし、髪の毛もつかない。そういう意味で、良かったことは良かったのだが、重さの無い毛布というのも何か変な感じがする。まあ、このへんは慣れなのかもしれない。保温性は以前よりずっといいので、エコな寝具であることは確かだから。
 

つづく。

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posted by マネージャー at 21:53| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする