嫁さんが、ダウンジャケットを洗濯機で洗うと言ってきた。昔なら、お馬鹿な嫁だなぁと、説教のひとつもしたものだが、 50歳を超える歳になるとそんな気は全く起こらない。むしろ、ダウンジャケットを水で洗うと、どのような結果になるのか、そっちの方が気になる。もちろん無惨な結果になるのは分かっているが、それがどの程度なのかが気になってしまう。モノを大切にする心よりも、科学的な好奇心の方が上回ってしまうのだ。
どうせ汚れたダウンジャケットだ。捨てたと思って洗ってみるのも面白いかなーと思ってしまった。面白い結果が現れたら、ビフォーアフターを画像でこのブログに紹介したいと思う。果たしてどのような結果が出るのだろうか?
それはともかく、うちにはドライクリーニングの洗濯機がある。つまり水を使わないでダウンジャケットが洗濯できるのだ。布団カバーや羽毛布団などは、それで洗濯をしている。これで大半の汚れは落ちるのだが、汗汚れだけはどうしてもドライクリーニングでは落ちないので、年に1回ぐらいは布団カバーをウエットクリーニングをしている。もちろん羽毛の部分は、ドライクリーニングしかしてない。
布団は、ある意味簡単だ。羽毛部分と布団カバーが完璧に分かれているからだ。だから羽毛をドライクリーニングにして、布団カバーをウエットクリーニングにすることができる。しかし、ダウンジャケットはそうはいかない。何度もドライクリーニングを行ったが、汗汚れは完璧には取れない。だから私は、黒いダウンジャケットしか買わないようにしている。
しかし嫁さんは、よせばいいのにピンクのダウンジャケットを買ってしまった。当然のことながら、毎日きていれば汗汚れもついてくる。最初はドライクリーニングで、汚れがどんどん落ちていたのだが、ドライクリーニングの最大の弱点は汗汚れなので、だんだん汚れが落ちなくなってしまった。絶望した嫁さんは、ダウンジャケットを水洗いで洗う事を決断したのである。
それにしても、なぜダウンジャケットは、羽毛を布団のように、カバーと羽毛を分離できないのだろうか? そういう機能があれば、多少値が張っても売れるのではないだろうか? この辺はメーカーの皆さんに、ぜひ商品化していただきたいと思っている。
また、絶対汚れないダウンジャケットとか、洗濯機で洗えるダウンジャケットができたとすれば、これも商品として売れるような気がする。技術的には難しくないはずだ。ゴアテックスのような素材で羽毛を包むだけで良いはずだし、布団カバーと羽毛のように分離するというのも手だと思う。
ただし、ユニクロで販売してるような安っぽいダウンジャケットは、コストがかかってしまうので不可能だろう。あれは使い捨てにするしかないのだと思う。むしろ、羽毛の代わりに何か新しい新素材を使って、洗えるダウンジャケットもどきを製品化するしかないかもしれない。
つづく。
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