今日もスタッフの土井くん家族が滞在している。娘さんのアキナちゃんは、1歳6ヶ月。うちの息子は2歳0ヶ月である。両者が対面したわけだが、うちの息子は大人しい。すっかりお兄ちゃんなっていた。アキナちゃんに遠慮しつつ、お兄さん的に対応していたのに驚いた。こんな年齢でも役割人格が現れるらしい。どこで覚えたか大人の対応をしていたので驚いた。
土井君の奥さんと息子のタケルが、積み木でタワーをたてている。
そこにアキナちゃんがやってきて、次々と破壊していた。
1歳6ヶ月頃ならそんなものである。
積み木は破壊するものなのだ。
しかし2歳となると積み木で遊ぶことを知っている。
だから息子は積み木で建物をつくるけれど、アキナちゃんは、それを破壊してしまう。
それに対して土井君は息子に謝った。
「タケル君ごめんね」
すると息子は、信じがたいことに
「いいよ」
と答えた。
こんな事は、いままで無かった。これもアキナちゃんが、北軽井沢ブルーベリーYGHに2泊したからである。アキナちゃんという存在を意識することによって、うちの息子に社会性がついてきたようなのだ。これは親が何度教えてもできなかったことである。逆にいうと保育所や子育て支援センターなどで他の子供たちと一緒でなければ学べない何かがあるのかもしれない。親が何をやっても出来ないことを、子供たちの集団の中ならば、すぐに学べる何かがあるのかもしれない。
ところで、今日も浅間牧場を散策した。
クマの痕跡をみつけた。
のぼり旗を食いちぎった跡があった。
クマたちも冬眠から目覚めたようだ。
北軽井沢も春なのである。
息子は、愛犬コロと一緒に芝生を走り回っていた。
雪国の人間にとって、春は一年で一番幸せな季節なのである。
つづく。
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