まぁそんな話はどうでもいい。息子を軽井沢に連れて行ったのは訳がある。浅間園で息子が転んで爪が割れてしまったからである。本当なら総合病院に連れて行くべきなんだろうが、私は軽井沢の長倉クリニックに連れて行っている。ここはかなりオシャレな病院だ。もう病院というカフェである。いや、その辺のカフェよりよほどすごい。待合室などは、コーヒーやお茶も飲めるし無料である。絵本もあれば、各種の本もある。内部は無垢の木で内装が作られており、椅子もテーブルも、木をベースにした豪華なものである。
と書くと、自由診療に誤解されそうだが、そういう訳では無い。普通の小児科の病院だ。もちろん内科もやっている。しかも予約制である。だから待たされる事はほぼない。その上、往診や訪問診療も行っている。訪問診療に関しては、 24時間体制で対応しているらしい。だから、予約制なのだろう。もちろん大手総合病院との連携も行っているので、万が一の時は、紹介状を書いてくれるらしい。
ところで、この病院の先生は、ちょっと変わっている。
なるべく薬や消毒液を使わない先生なのだ。
バンドエイドさえ、渋い顔をする。
ノリが、赤ちゃんの皮膚に対してかぶれやすい成分があるからだそうだ。
1番かぶれないテープは、ホームセンターなどに売っているビニールテープであると言っていた。
この先生の面白いところは、薬を使わないところなのだが、親に対処方法を教えて、なるべく通院させないようにする治療を行っている事である。以前、インフルエンザで息子を連れて行った時は、原因を特定するための検査だけ行って、薬は出さなかった。対処方法だけ教えてくれて言われた通りの対処方法行ったら翌日には熱が下がっていた。恐ろしいドクターだと感心した。
今回もやはり、薬を出さずに対処方法だけ教えてくれた。ただ違っていることは、傷口をデジカメで何枚も写真を撮っていたことである。それをパソコンにアップロードして、カルテに掲載していた。その画面を私たちに見せるわけだが、そのモニターがやたらとでかい。40インチぐらいあるのではないかと思うぐらいデカイのである。しかも3画面もある。当然のことながら、過去の病気のデーターとか身長体重などすべて私が見ることができた。そうそう、通院することに身長体重も計測している。こういう小児科の病院もなかなか無いのではないだろうか?
実は、軽井沢には小児科の病院が多い。これは全国的には珍しいことかもしれない。面白いことに、それぞれの病院がすべて特色がある。だからお母さんやお父さんのなかには、それぞれひいきする病院が違ってきている。私は長倉クリニック派であるが、別の小児科病院を推薦するお父さんお母さんも多い。子供たちが遊べるプレイルームのある小児科病院もあるらしい。いちどその病院にも息子を連れて行ってみたい気がするのだが、長倉クリニックも捨てがたい。なにせ、うちの息子は滅多に病気をしないのである。というか、今まで2回しか病院に通ったことがない。インフルエンザと爪が割れたときしかないのだ。だから、なかなか病院に行く機会がなくて、別の病院を試すチャンスが訪れない。
そこで、思い出すのが、東京の池袋に住んでいた時の病院の話だ。これについては、後日話したい。これから浅間高原シャクナゲ園に行って、受付のボランティア作業を行わなければならないから。帰ってきてから続きを書くとする。
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