6館共通券で入れますので、ぜひ見学したい施設です。特に街道マニアは、入って損は無いですね。注目すべきは旧軽井沢の写真で、明治時代の寂れた旧軽井沢の写真や、大正・昭和時代の外国ぽい旧軽井沢の写真もあります。ここにくれば、軽井沢の基本知識が頭にはいります。だから6館共通券で、一番最初に入るべき施設なのかもしれませんね。もちろん軽井沢の郷土資料も販売していますし、学芸員さんもおられて、いろいろ質問もできるかと思います。時々、文化講座も開催していますから、それにあわせて見学してもよいかと思います。また歴史体験講座もやっています。来週の土曜日には、沓掛宿散策体験があり、資料館から中山道を歩いて、江戸より19番目の宿である沓掛宿へ向い、宿内を散策します。
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2112-101
TEL・FAX 0267-42-6334
開館時間 9時 〜 17時 (入館は16時30分まで)
休館日
・月曜日(祝日の場合は開館)※7月15日 〜 10月31日は無休
・11月16日から翌年3月31日まで冬期休館
※冬期休館中に見学希望の場合は、平日のみ、10人以上で受け付けています。
大人400円 子ども200円 (市村記念館と共通)
◆市村記念館
記念館の建物は、大正時代に洋風住宅建築会社『あめりか屋』によって建てられたものです。「あめりか屋」は橋口信助が米国より帰国して、明治42年に東京虎ノ門に開設した建築住宅会社です。
橋口信助は事業に失敗して渡米。アメリカ家庭を見て感動し日本でアメリカ住宅する仕事をしようと思い、シアトルのビジネスカレッジで建築学を学び帰国。明治42年に建築住宅会社『あめりか屋』を設立。上流階級ではなく、中流の人たちのために、アメリカのツーバイフォーをもとに、日本人にあわせた住宅をつくろうとしました。
そして大正5年8月に、軽井沢出張所を開設。徳川慶久、徳川圀順(後に元総理大臣田中角栄所有)細川護立、大熊重信、後藤新平等、政財界の別荘建築を手掛けています。その一つが市村記念館です。これは大正15年に近衛文麿が野沢源次郎から購入した別荘です。それを昭和7年に市村今朝蔵が購入し、翌年に南原に移築されました。その後、平成9年に市村家のご遺族より町に寄贈されて、現在の位置に移築されています。
所在地 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2112-21
TEL 0267-46-6103 (市村記念館)
開館時間 9時 〜 17時 (入館は16時30分まで)
休館日
・月曜日(祝日の場合は開館)※7月15日 〜 10月31日は無休
・11月16日から翌年3月31日まで冬期休館
入館料 大人400円 子ども200円 (資料館と共通)
◆追分宿郷土館
追分宿の郷土資料館ですが、古い写真が展示してあってそれが興味深いですね。館内展示も、貴重な物が多く、本陣土屋家の古文書などが展示されています。ちなみに、すぐ近くに中山道六十九次資料館がありますので、そこも一緒に見学されるとよいと思います。
長野県北佐久郡軽井沢町大字追分1155-8
TEL 0267-45-1466
開館時間 9時 〜 17時 (入館は16時30分まで)
休館日
・水曜日(水曜日が祝日の場合は開館)
・年末年始(12月28日〜1月4日) ※7月15日〜10月31日は無休
入館料 大人400円 子ども200円 (堀辰雄文学記念館と共通)
◆中山道六十九次資料館
長野県北佐久郡軽井沢町追分120
TEL 0267-45-3353 (資料館)
TEL 0267-45-1737 (自宅)
開館時間 10時〜17時
休館日 火曜日水曜日
冬期(12〜3月)
入館料(2回使用可能)
大人 500円
小中高生 200円
国道18号沿い 浅間サンライン入口交差点南
つづく。
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