◆嬬恋郷土資料館
この資料館は、資料館の建物の展示物だけを見ては駄目です。資料館のそばにある鎌原観音堂や、鎌原の街も一緒に見学すべきところです。で、もし資料館にボランティアガイドがいたら、ぜひガイドをお願いしてください。もし、ガイドがいなかったら最初に2階の映画からみることをお勧めします。展示物は、その後です。そして、鎌原観音堂や、鎌原の街も一緒に見学してください。
ちなみに天明三年に浅間山は大爆発したわけですが、その時に、今の鬼押出し園あたりにあった湖が大決壊して、山津波となって土石が鎌原村を襲いました。家にいた477人の命は奪い去られ、高台の『観音堂』でひたすら「念彼観音名号」を唱えていた人々だけが助かりました。これが鎌原観音堂です。
ところで昭和50年、埋没家屋の屋根材・硯・水差し・小判などが、掘り出されました。発掘した民家から生活用品が出土した場所から当時珍品だったガラス製の鏡・長脇差・銅製の印鑑・硫黄の塊などが発見されています。この事実から当時の農民たちは、大変豊だったことがわかりました。
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原494
電話0279-97-3405
◆浅間火山博物館
浅間火山博物館は、鬼押出しの中にあります。ここで420円の資料を売っているので、それを読みながら見学するとよいです。もし雨が降ってなかったら浅間園を歩いてみてください。眼下に溶岩の湖が見えます。また、雨の日は、楽焼きなども楽しめます。
〒377-1405 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢
Tel 0279-86-3000 Fax 0279-86-3001
http://asamaen.tsumagoi.gunma.jp/
◆浅間記念館 (バイク博物館)
1955年11月、北軽井沢で第1回全日本オートバイレースが行われました。このレースにより多くのライダーが育ちました。そのことから、この「浅間」の地は、日本のオートバイの歴史の原点であるとされています。浅間記念館は、それらの歴史を伝え、今日を語るために、開設されました。浅間記念館には幻の名車「陸王」をはじめオートバイの歴史を語るべく名車を取り揃えて展示してあります。
この記念館は、1955年から1959年にかけて、この地で行われた浅間火山レースが、世界一の二輪車王国の基礎を築くと共に、モーターサイクルスポーツの発祥の地として多くの優れた人材を輩出したことを語り継ぎ、末永く記念するために、二輪を介して浅間記念館建設と保存をテーマに活動を展開しているアマチュアのクラブである浅間ミーティングクラブと、地元長野原町が協力して1989年5月に開館したものです。
〒377-1405 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢
Tel 0279-86-3000 Fax 0279-86-3001
http://asama1975.org/
つづく。
↓ブログ更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング