2015年10月17日

上手に宿屋に泊まる方法

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 親孝行のために義理のお母さんを草津の温泉ホテルに招待しました。

 三世代家族旅行です。

 自分が親孝行しないで息子が親孝行になるとは思えませんからね。こう言うことはお金にかえられませんから。泊まったのは、草津湯畑の目の前にある大東館。ここを選んだ理由は、湯畑に近くて値段が安かった(2食付八千円)ためですが、もちろん安いので期待してなかったのですが、平日の閑散期ということもあって、すごい部屋を用意してくれました。和室が12畳に板の間プラス。洋室が14畳に、バストイレ付き。しかも湯畑側に窓が。絶対にスイートルームでしょ、これ。

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 うちの宿も閑散期の平日は、部屋が空いていたら、こういうサービスをやっていますけれど、自分もその恩恵に与ったら、やはり嬉しいものですね。こういうサービスは、うちの宿も今後も続けていこうと新たに決意しました。もちろん大東館のスタッフの皆さんに、ことあるごとにお礼を言って、じゃらんネットにも5つ星をつけておきました。実は、宿屋にとって一番嬉しいのが、これなんですよ。感謝の言葉と星がなによりのお礼であることは、宿屋の私が一番良く知っています。

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 食事も美味しかったです。スタッフの皆さんも親切でした。もちろん美味しかったら「美味しかったです」と言葉にしています。部屋が良かったら、部屋が素晴らしいとお礼を言いました。宿屋の私が言うのも何なんですが、この言葉は破壊力があるんですよね。スタッフが活き活きと動いてくれる。ただし、混雑期には、あまり効果がありません。閑散期に使うと効果がある。サービス業の人たちって、基本的に親切心があるんですよね。だけど、忙しい時には、いっぱいいっぱいで発揮できないんですよ。

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 ちなみに私は、予約時に旅行目的を詳しく書いています。そうすることによって宿側が、御客さんの目的に配慮しやすくなるからです。また、幼児のベットも確保しました。そして三世代旅行であることも書きましたので、たまたま空いていたスイートルーム(二間続きの部屋)に入れてくれたと思われます。混雑期なら10畳に布団4つだったと思います。そういう意味で、オフシーズンの平日に泊まるのは、お得だし、予約時に旅行目的を詳しく書いておくのも重要です。

 しかし、配慮できるのは、オフシーズンに限定されるんですよ。
 だから旅行に行くならオフシーズンの方がいいんです。

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 ところで、この三世代旅行をしてみて気が付いたのですが、うちの宿に来る三世代旅行の御家族の大半が、お嫁さんの御両親であることに気が付きました。つまり私の今回の旅行と同じような家族構成のケースが多いんですね。

 で、その場合、お祖父ちゃん・お婆ちゃんは、旅行が目的と言うより孫と遊ぶのが目的になる。旅行や温泉には目もくれず、孫と遊ぶ。ふだん会えませんからね。そして、お父さんは、ひたすらそのサポートに徹する作業になるんだなあと。もちろん孫にとっても幸せな状態。なにしろ普段は制限されている甘い物なんかを無限にくれるお婆ちゃんが居たりする。で、旅行の行き先は、お母さんが全部決めているんだなあと。これについては、「三世代旅行」をテーマに別の機会に感じたことを書いてみたいと思います。これから、「三世代旅行」を企画している御家族に、コツみたいなものを少しばかり伝授できるかもしれない。

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つづく。

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posted by マネージャー at 11:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする