スノーシューを作って浅間隠山に行ってきました。この山は南斜面であるために、真冬でもいい気が少ない場所です。そのために家の宿はスノーシューツアーを今まで1回もやっていませんでした。しかし、直前に大雪が降ったためにスノーシューツアーができるのではないかと、確信し、急遽、この山に登ることにしました。参加メンバーも、かなり体力のある人たちばかりなので大丈夫だと思ったのですね。
で、現地に着いてみたら凄い雪。
年末年始にスタッフの土井君がツアーを出していますけれど、その時は、雪はなくて登山靴で午前中に登山をすませ、つつじの湯で昼食を食べていますから、この雪の量には驚かされます。
しかし、登りはじめは、それほど積もってはなく、せいぜい膝までのレベル。
50センチもなかったと思います。
5合目まではたいして体力もつかっていません。
しかし、それ以降は、最大で80センチ以上のラッセルとなってしまい、お客様には、ちょっと申し訳なかったです。もちろん、他にも大勢の登山客が上っていたのですが、誰も道を知っているわけでもない上に、好んで苦行の先頭を進みたがる人もいませんでしたので、当然のことながら私はラッセルすることになります。私なら、この山は庭みたいなものですから。
急にゆき深くなるのは、急登がはじまる6号目から8合目まで。
このへんは風の通り道でトレースも残らないし、
テープもないので間違え安い場所です。
気がついたら、後ろに大勢の登山客がゾロゾロ跡をついてきていたので、道を譲ったら、その人たちがみんな間違えてしまったので、また私が先頭をラッセル。この時に雪が腰までつかる苦行に。やはり道を譲らなければよかったです。ルートを間違えて笹藪にはいっていたのです。仕方がないので、稜線の正規のルートまでショートカットしました。で、間違えようがない場所まで誘導してから道を譲りました。私たちは、のんびり景色を楽しみたいのと、そんなに若くないので。
そして頂上に到着。
風なし。
日当たり良好。
眺めが最高。
飯がうまい。
浅間山がすばらしい。
軽井沢方面は、雲海の下。
したがって、晴れているのは嬬恋村方面のみ。
こっちにして正解でした。
鼻曲山も最高。
榛名山も最高。
谷川岳も見える。
草津白根山もいい
この日は気温が高く雪も大変重かったために、久々に私も本気を出してしまいました。登山時間は、約3時間。豪雪のラッセルにしては、かなり早かったと思います。ちなみに下山には 1時間もかかっていません。
まぁ苦労して登ったわけですが、その甲斐あって、すばらしい展望と素晴らしい眺めに癒されました。写真をみてください。すごい眺めですよね。この眺めは、金で買えない価値があります。この日は、風もないし、暖かかったし。
山頂で食べるご飯もとても惜しかったですが、やはりお腹が空きすぎたので、全員宿に帰ってから、うどんを食べました。ちょうど、前日に用意された嫁さんの誕生ケーキが残っていたので、それもみんなで食べましたね。下山後の甘いものは最高ですね。あと、全員汗びっしょりに登ったので、宿でシャワーを浴びてその後に解散。
つづく。
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