それはともかく、今年は予約の勢いが悪かったために、お客様の大半がリピーターさん達になってしまいました。宿屋としては本当にありがたかったですが、私以上に喜んだのは息子です。リピーターさん達のお子さん達が、息子と遊んでくれるからです。新規のお客様だと、なかなかこうはいきません。座敷わらしっぽい息子に対して警戒心を持つからです。
ところが、リピーターさんのお子さん達は、最初から息子と遊ぶことを目的にしているので、一緒に花火をしたり、ゲームをしたり、絵本読んだりして遊べますから、息子の奴は大喜びです。うちの息子も小学1年生ですから、学校休むことが難しくなってきています。週末は祝祭日は、屋根にとっては稼ぎ時ですから、どこにも出かけることができない。子供をどこかに連れて行ってやることが、非常に難しいんです。
夏休みの宿題に絵日記があるんですが、それに書くべきイベントを作ってあげることが難しい。かといってお客さんは少ない平日には学校がある。なので、リピーターさん達のお子さん達が、息子のところに遊びに来てくれるのは本当に助かります。息子にとって夏休みの良い思い出になるからです。
昨日も今日も息子の奴は、 3歳から4歳位の小さなお子さん達数人と、花火をしたりゲームをしたり犬の散歩をしたり、楽しそうに遊んでいました。そういう姿を見ていると、宿屋をやっていて本当に良かったなぁ・・・という気持ちになります。
つづく。
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