2020年08月08日

幼児の御客さんと、野菜料理対決の日々

 日本中、猛暑で暑くなっているせいか、予約が殺到しています。つい先日まで閑古鳥だったのが信じられません。5日も前だと、お盆でさえガラガラでしたから。それはいいんですが、閑古鳥用の食材しか用意してなかったので、急遽、 買い出しに出かけました。で、久しぶりに軽井沢や佐久のスーパーに行ってみたら野菜が高いのに愕然としました。嬬恋村に住んでて、直売所で野菜を買っていると、市場価格に対して麻痺してきますね。嬬恋村の直売所の野菜が、いかに激安なのか、よーく分かりました。

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 なのでスーパーで野菜を買うのを控えて、野菜だけは嬬恋村のものにします。ただし、嬬恋村の野菜は、独特なんですよね。鎌原キュウリなんか、トゲトゲが激しすぎるし、幻のキャベツ419にいたっては、「レタスなの?」というくらいに柔らかいし、トマトだってサイズが様々だし、コーン(恵み)も甘いこと甘いこと。正直言って使いにくい。

 かといって、普通に料理して(切って盛りつけて)残されるのも癪なので、全ての野菜をスティックにして、ディップを用意したうえで、嬬恋村の野菜を解説したら、御客さんが全部残さず食べてくれました。小さいお子さんが多い、うちの宿で、これは快挙です。

 それにしても悩ましい。

 うちの宿は、小さいお子さんが多い。だからお子さんを喜ばそうと思ったら野菜は控えることになる。しかし、大人たちの目当ては、嬬恋村の高原野菜だったりする。だから幼児食は無料にして、無料の食事には、野菜を減らして子供の好きそうなミニハンバーグを出してるのですが、それなのに有料の大人の料理を注文してくる御家族もある。

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 で、大人用の料理には、子供の嫌いな、小松菜のおひたしとか、キャベツ和えなんかがでてくる。で、小さい子が残しちゃう。それを防ぐために日々奮闘していますが、なかなかうまくいきません。スティック&ディップにしてみたり、串野菜にしてみたり、グラスサラダにしてみたり・・・・。成功することもあるけれど、惨敗することもあります。成功した日は、酒がうまいけれど、惨敗した日は、ちょっと落ち込みます。

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つづく。

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posted by マネージャー at 20:20| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする