2020年10月07日

水道の蛇口が水漏れした結果・・・

 二十年つかっている厨房の水道の蛇口から水が漏れるようになってきた。ゴムパッキンの劣化が原因だと思われます。客室の水栓は、すべて新品の最新式水栓と取り替えていたんですが、バックヤードの水栓は、全く手つかずになっていたわけです。


km13-n1.jpg
うちの厨房の蛇口


 本来なら新品交換にするところなんですが、新型コロナウイルスで経営が厳しくなっているので、コマのゴムパッキンだけ取り替えようと、水栓を分解しましたが、ゴムパッキンの交換どころか、スピンドルからコマを取り出せない。長年つもり固まった水垢が石化してしまって、コマがスピンドルにくっついてしまってスピンドルから離れない。

 もっと、わかりやすく言うと、水道の蛇口というものは、ハンドル・スピンドル・コマからなっていて、ハンドルはプラスドライバーで簡単に外せるようになっている。そして、スピンドルというものがあって、それも工具があれば、簡単にはずせる。


km13-n5.jpg
 ハンドル
 (青い部分を精密ドライバーでほじくると蓋がとれます。あとはドライバーで、ネジをはずすだけ)


km13-n2.jpg
 スピンドル
 (ハンドルをはずすとスピンドルがみえます。これをレンチでまわすと外れます)


km13-n4.jpg
 寒冷地用コマ


 そのスピンドルにハンドルをつけて回すと水が出るわけですが、水を止めるためにゴムのついたコマというものがある。


km13-n3.jpg
 コマ


 このコマは、ピンセットで簡単にとれるはずなんですが、スピンドルからコマを取り出せない。長年の水垢が石化してしまって、コマがスピンドルにくっついてしまってスピンドルから離れない。仕方がないので、五百円もするスピンドルをホームセンターから買ってきて、新しく付け替えました。コマだけなら百円ですんだのに・・・・。


km13-n2.jpg
 PU36KS-13(スピンドル)


 どうせならと、ハンドルも新品に変えました。
 グリップ式からレバー式に変えたら、これが、最高に便利。

km13-n6.jpg

 今までなら肉をさわった手でグリップを回さなければならなかったので、そのつどグリップを塩素で洗っていたのですが、レバー式だと、肘で押すだけで水が出ますから超便利。どうして今までレバー式に変えなかったのだろうと悔やみました。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 20:47| Comment(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする