私が7歳の頃は、毎日テレビを見ていました。ウルトラマン・仮面ライダー・仮面の忍者赤影・サンダーバードなどの特撮ものから、鉄腕アトム・リボンの騎士・ワンダースリーといったアニメなんかを四六時中見ていました。もちろん親も一緒になってみていた。それは何処の家庭でも変わりなかったと思う。
しかし、テレビ電波事情がよくない北軽井沢の森の中では、テレビをみる習慣が無い。リアルタイムにテレビにかじりつく習慣が無い。dvdを視聴するか、スカイパーフェクトテレビを録画して見るしか無かったので、テレビを見なくなった。
子供は親の真似をするので、息子もテレビを見ない人間になった。ところが最近、珍しく息子がテレビを見ていると思ったら昔、録画してあった『下町ロケット』を見ていました。
「7歳の子供に『下町ロケット』が理解できるのか?」
と不思議に思ったので、本人に確認してみたら「すごく面白い」という。ドラえもんクラスのおもしろさだという。ほんとに理解できてるんだろうか?と思ったのですが、どうやらボンヤリながら理解しているらしいし、とても面白がっている。
で、一緒に見てみて気がついたのですが、難しいと思っていた『下町ロケット』は、勧善懲悪のシンプルな筋書きなんですよね。7歳の子供に、すごく分かりやすいドラマになっている。仮面ライダーやウルトラマンあたりと同じ構造をもっている。シンプルなどんでん返しが、7歳児には分かりやすいらしい。ヒットしたドラマというものは、案外シンプルな構造なのかもしれません。だから7歳の子供が面白がるのかも・・・・。
そういえば、息子が面白がる「ドラえもん」もシンプルなアニメだった。
つづく。
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ラベル:下町ロケット