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https://www.hokeni.org/docs/2017112700214/
集計の結果、小児科の75%、内科の64%が「ワクチンが足りない」と回答しました。全科合計では65%が「足りない」と回答しています。昨年度との納入量の比較では、「昨年度より少ない」が67%に達し、「昨年度と同じ」の25%を大きく上回りました。インフルエンザワクチンの供給不足は調査結果からも明らかです。特にこのままでは13歳未満の子どもに必要な2回のワクチン接種ができない事態が懸念されます。
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前にも書きましたが、もし、今年インフルエンザにかかったら、確実に新型コロナと疑われますから以前のように
「熱が出ました」
という状況で、病院がホイホイと見てくれるとは限りません。診療を断られることもありえます。特に旅先ではその可能性が高い。
私は群馬県の人間ですが、長野県との県境の近くに住んでいる関係もあって、通っている病院は長野県の病院だったりします。 以前だったら、何の問題もなかった事なんですが、新型コロナウイルスが出現してから、県をまたいでの通院が難しくなっています。10年以上通っている病院の場合は、例外的に受診させてもらいますが、たまたま旅先に訪れて病院に入れるかどうかは微妙なところです。
ほとんどの病院で体温を測られた後に
「2週間以内に首都圏に行ったことありますか」
と聞かれますので、首都圏から旅先でインフルエンザか何かにかかって、病院で診察を受けようとしても、受け付けてくれない可能性がある。だからインフルエンザの予防接種は絶対に受けるべきなんですが、その受けるべきワクチンが不足していると言います。まさに八方塞がりなんですが、今からでも遅くはないので、いろんな病院に電話をかけて予防接種を受けられるように努力した方が良いと思います。
もちろんインフルエンザの予防接種をしたから感染しないというわけではないんですが、症状が軽くすみます。病院が診察してくれないんであれば、自分で防衛するしかないんですが、万が一感染したとしても、自力で治癒するだけの抵抗力をつけておく必要がある。そのためには、予防接種はもちろんのこと、マスクをする。うがいをする。手洗いを行う。などの基本的な衛生対策を怠らないこと。そして抵抗力をつけるための食事とか体力作りも必要かもしれません。
注目すべきは、睡眠不足とワクチンの効果についてのカリフォルニア大学の研究結果です。睡眠時間が毎晩6時間を下回る睡眠不足のグループは、毎晩7時間以上眠っているグループと比べて、ワクチンの有効性が11.5倍も低いことが判明しています。これはワクチンを打つことによってできる抗体が睡眠と関係があるからで、ウィルスを見つけ撃退するための『抗体』が、睡眠中に作られるからです。つまり、インフルエンザワクチンをせっかく打っても睡眠が足りていないとこの抗体が十分につくられない。
あと、体調が悪かったら旅行を取り止める勇気も必要だと思います。これは宿側にも言えることで、我々宿屋も体調を万全にするために、お客様の数を減らして運営するべきだと思いますし、キャンセル料に対する扱いも柔軟に対応すべきだと思っています。とにかく皆さん健康に気をつけてください。
つづく。
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