それはともかく、この連休は、なんとか晴れそうなんでほっとしています。ただし、晴れるということは、朝方、寒くなるということでもありますので、防寒の用意はちゃんとしておいた方がいいと思います。特に小さなお子さんを連れてるお客様は、くれぐれも用心して下さい。軽井沢も北軽井沢も、標高1000 M を超える山の中です。山の天気は基本的に予測不可能で、どんどん変わります。天気予報もあてにならないと考えた方が無難です。
とはいうものの、この地方ならではの法則性というものがあります。一般的に言って午前中は晴れることが多いです。天候が悪化するのは12時過ぎてからです。登山をしてる人なら、よくわかると思いますが、これが山の天気のパターンです。
逆に言うと、綺麗な景色を撮影しようと思ったら、朝方から11時ぐらいがベストです。それ以降になると天候が悪化するリスクもありますし、浅間山方面は逆光になります。なので軽井沢おもちゃ王国で観覧車に乗るなら朝一番がいいです。
それからもう一つ。
気を付けなければいけないのは、夕方の5時を過ぎると、真っ暗になるということです。北軽井沢には、街灯というものはありません。日が落ちると暗闇に覆われます。カーナビがあれば別ですが、そうでなければ確実に迷います。真っ暗な上に、目印になるものが全くないからです。そして迷った挙句、宿の方に電話をかけてくるのですが、
「今どこにいるのですか?」
「わかりません」
「周りに何か目印がありますか?」
「何もありません」
という会話になります。こうなると、こちらでもお手上げです。どこにいるのかがわからなくて、周りに目印がなければ、案内のしようがありません。なので、カーナビがなくて自分は方向音痴だと思う方は、日没になる前に宿に着くようにしてください。日没前なら目印を見つけやすいからです。
あとカーナビですが、過度に信用してはいけません。というのも昨年の台風19号の影響で、何箇所か交通止めのところがあるからです。カーナビ通りに道路が通行できるとは限らないからです。 ですから、カーナビがあっても、日没前に宿に到着するようにしたほうが無難だと思います。
最後に1番の恐怖について述べておきたいと思います。日没後に一番気を付けなければいけないのが野生動物です。最近特に多いのが鹿の群れです。日没後の道路では、鹿に気をつけてください。 どういうわけか鹿のやつは、車の前を横切りたがります。野生の鹿とぶつかったら間違いなく車が大破します。
たぬきのやつは、車の進行方向に向かって逃げます。そういう場合に出会ってしまったら、一旦車を停車させてください。イノシシの群れに関しても同じです。一旦車を停車してしまえば、彼らはヤブの中に消えていきます。
あと、夜空に幽霊みたいなものが、飛んでることがあります。そういう場合は「おばけだ」と慌てないことです。それはムササビです。よく見ると座布団みたいな形のお化けですが、ムササビが空を飛ぶと白い座布団のような形に見えるのです。
最近は暖かいので最後に熊にも気をつけてください。 夜の道路を全力疾走している熊がいたりします。車に向かって猛ダッシュして来たりします。そういう時は慌てずに車を停車してください。熊は必ず藪の中に消えてしまいます。とにかく秋夜の北軽井沢というところは、危険がいっぱいなので気をつけてください。
つづく。
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