2020年12月28日

漢字検定試験で、息子に悪いことをしてしまった。

 息子が漢字検定試験の9級を受けたいと言っていたので、2ヶ月前から特訓し、最近は、過去問題の正解率が95〜98パーセントとなっていて、合格間違いなしというところに来ていたのですが、忙しさにかまけて、願書を出す期限が過ぎていたことに、ついさっき、気がついてしまった。息子に悪いことをしてしまった。

 漢字検定試験は、150問の問題が出され、8割の正解率で合格できます。漢字検定試験の9級は、小学校2年生で習う漢字が出題されるわけですが、小学校2年生で習う漢字は、たったの160字。つまり、160字中、150字が出題されるわけで、そのうち正解率8割で合格というゆるい試験です。試験内容も、よみが50問、書き順などが50問、書きが50問というもので、全ての文字を正確に書けなくてもよく、読めさえすれば、三分の一は得点できます。だから決して難しい内容では無く、2ヶ月くらい漢字の練習をさせれば、小学2年生なら、かならず合格できる試験です。

 ただし、小学校の勉強より難しい問題も出てくる。
 小学校では、「夜」は「よる」と学びますし、
 「光」は「ひかり」と学び、
 「虫」は「むし」と学びます。
 ところが、漢字検定試験では、
「夜光虫(やこうちゅう)」
という問題が出たりする。

 これを小学校2年生が解答するのは難しい。普通の小学2年生に「夜光虫」が読めるわけも無く、意味だってわからないと思います。小学校の国語の授業では、そこまで深く勉強することはありません。

 だからこそ正解率8割で合格という低い設定になっているのでしょうが、漢字検定試験では、単に漢字を覚えればいいわけではなく、単語の意味なども覚えてないと満点が取れないシステムになっている。


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 仕方が無いので、学校の勉強より、漢字検定試験の特訓ばかりやらせていました。最初の1ヶ月間は、とりあえず漢字を使った単語・慣用語句を理解させることを中心に勉強させ、「夜光虫」といった難しいワードの意味を教え、その後の1ヶ月は、過去問題ばかりやらせました。で、満点を連発するようになったので、願書を出そうかと思ったら、3日前に願書提出期限が過ぎてしまっていた。本当に悪いことをしてしまった。

 ちなみに漢字検定試験は、年に3回しか試験がありません。2月・6月・10月の3回です。なので、次の試験は、6月までありません。6月に、9級の試験なんて今更なので、飛び越えて8級の試験を受けさそうかな?と思っています。8級は3年生の漢字が試験範囲で、たったの200字しかありませんから、それほど難しい試験ではありません。正解率8割で合格ですからね。

 しかし、まいったなあ・・・息子に怒られる。
 何と言って謝ろうかなあ。
 シュークリームかケーキで許してくれるだろうか?
 不安だ。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:05| Comment(0) | 教育問題を考えてみる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする