2021年01月30日

新型コロナで、宿屋と息子は暇人に

 小学2年生の息子が学校で身体測定を行ったらしくて、その結果を聞いてみたら身長が129センチメートルで、クラスで3番目に背が高いことがわかりました。3月26日生まれということを考慮して見たら かなり大きくなったと思います。入学時では、真ん中よりも小さいぐらいだったんですが、2年間のうちに少しずつ身長が伸びていったようです。

 不思議なことに息子は冬に身長が伸びます。春夏秋では暇さえあれば家族で登山をしているので、わりと息子の体を鍛えているんですが、そういう時期には身長が伸びなくて、冬になって雪が降って運動ができなくなってくると身長が伸びる。不思議な気がします。運動をやめると、身長が伸びるような理屈があるんでしょうかね?

 話は変わりますが、うちの息子は、もうすぐ小学校2年生が終わるわけですが、この一年間を振り返ってみると、 ものすごく濃密な親子関係でした。ご存知の通り、うちは宿屋なんですが、新型コロナウイルスによって、 閑古鳥になり、暇な上に、 学校が長期休校になり、親子一緒にいる時間が非常に長くなりました。

 四月から六月にかけては、お客さんがゼロだった。なので四六時中、親子で登山しまくっていました。年末年始から1ヶ月間も、暇すぎる状態ですが、この時期は、登山の時期では無い。息子の小学校も休校になったり、スケート部の活動も中止になって、息子も暇を持て余すのですが、やることがない。九九を入学前からマスターしているので宿題もあっという間に終わってしまうし、最近は、チャレンジタッチも5日くらいで1ヶ月分を終わらせている。

 客は来ないわ、息子の勉強も早く終わるはで、
 親子共々、ますます暇人になってしまった。
 そこで新しい目標を息子と一緒に親子で考えました。

 そして息子が出した結論が、漢字検定9級を合格することと、
 スピードスケートのバッジテストで E 級を合格することです。
 私は、それにつきあうことにした。


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 漢字検定9級は、過去問題集を合格間違いなしの満点を取るほどになったのですが、私のうっかりミスで、2月の試験締め切りに間に合わないことが発覚。仕方がないので、6月の受験で、一つ上の8級を取ることを目指すことになりました。漢字検定8級は、3年生の漢字全てが範囲なんですが、実はそれほど難しくはありません。8割の問題を正解すれば合格なので、小学校のテストよりも簡単といえば簡単です。

 テスト内容も、読み、止め跳ね、書き順が50パーセントで、書きが50パーセント。つまり漢字の半分はかけなくても良い。おまけに、テスト範囲はたったの200文字ですから、正直言って難しくはない。小学生の記憶力は、恐ろしいくらいありますから、200文字を8割の確率で正解することは意外に簡単です。全て書けなくてもいいからです。ただし、うちの息子は字が汚い。字が汚いためにせっかく正解してても、バツになる可能性が高い。そこが問題です。なので、きれいに書く練習をしているところです。


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 でもまあ漢字テストは、これから一生懸命勉強すれば何とかなるとして、問題は スピードスケートのバッジテストに合格するという目標に泡を喰っている。

 そもそもバッチテストが何であるかさっさぱり分からなかった私は、『バッチテスト』を『ばっちりテスト』と聞き間違えて、ようするに、ばっちり滑ればいいんだろう・・・・くらいに考えていたんですが、そんなわけはなく、よくよくネットで調べてみたら、最低のE級で、500メートルを70秒。1000メートルを2分28秒でゴールしなければならないらしい。で、息子のタイムを計ってみたら500メートルで95秒。1000メートルで3分半。絶望的な目標に向かって精進しなければならないことが分かってしまった。


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 で、毎日、少しずつ練習しているけれど、親の私がスケートを滑ったことが無いので、息子に教えられる訳でもなく、暇をもてあました私は、軽井沢のスケートリンクの雪かきをしたり、ゴミを拾ったりするしか、やることがなく、そんな毎日を続けていると、スケートで遊んでいる子供達が、スケート場の雪かきしている私をスケートリンクの掃除のおじさんと勘違いして、
「ここにゴミがあるよ」
とか
「こっちにも雪が残っているよ」
とか
「せっかくなら雪だるまにしようよ」
と言ってくる始末。

 私は温かいドカジャン(土方ジャンパー)の愛好者なので、完全に掃除の人と勘違いされているけれど、いちいち訂正するのも面倒なので、
「じゃあ雪を集めるから、雪だるまは君達が作りな」
と、誤解をとくでもなく、黙々と雪かきをしていました。

 そんな雪も、今ではガチガチに固まって、 氷のようになっているので、今では暇を持て余しています。

 息子にしてもスケート部が、活動してすぐに休部になってしまったので、先生から、ろくに教わって無いために、何をして良いか分からないらしく、とにかくデタラメに滑っているので、タイムが縮まるわけでもない。それでも息を切らして、ヘトヘトになっているところをみると、ほどよい運動にはなっているらしい。

 バッチリテストは、ともかくとして、スケート練習をすることによって、多少なりとも新型コロナウイルスに対する抵抗力(免疫力)がつくのならば、それはそれでおんのじかもしれません。

 けれど、新型コロナウイルスのせいで、全ての大会が中止になりつつあるので、そもそもテストを受けられるかどうかさえも、わからない。結局、漢字検定9級も、スピードスケートのE級も、試験そのものが無くなって、結局、6月に漢字検定8級を受けるしかないのかなあ? スケートは、長野まで遠征に行けば、バッチテストを受けられるらしいんですけれど、いくら客が来ない宿屋の暇人だとしても、そこまでするべきかどうか?と悩んでいます。


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 空手教室も、キックボクシング教室も、休止してしまったし、新型コロナウイルスでも影響が無い体力作りの競技はないものだろうか? 平日は、水泳教室にでも入れさせ、休日は冬山登山にでも行くかな? なんにしろ、新型コロナウイルスに負けない免疫力がつけば文句ないわけですから。



つづく。

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posted by マネージャー at 18:12| Comment(0) | スケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする