2021年05月18日

軽井沢絵本の森美術館( ムーゼの森)

 今日も、あいかわらずの雨です。
 雨が降った時に入ってみたい箱物の4位。
 軽井沢絵本の森美術館について説明しようと思います。

 私が、北軽井沢ブルーベリーYGHの営業をはじめたころ、やたらと建築学科の学生さんが、うちの宿に泊まりに来ました。最初の頃は、どうして建築学科の学生さんが泊まりに来るんだ?と不思議に思ってて、学生さんに聞いてみたら、軽井沢と北軽井沢には、日本を代表する有名建築家・世界的な有名建築家の作品が大量にあるとのこと。

 北軽井沢の有名建築?
 そんなものあったのかなあ?

と思っていたら、鬼押出し園の岩窟ホールとか、嬬恋プリンスホテルが、それであるらしく、佐藤秀三という世界的な建築家が建設したものであるらしい。あのボロっちい鬼押出し園の岩窟ホールが、嬬恋プリンスホテルが、そんなに凄いものだとは知りませんでした。ちなみに佐藤秀三さんというのは、その作品が、国の重要文化財に指定されたりする凄い建築家であるらしい。

 まあ、そんなことはどうでもいいとして、うちに泊まった建築家の学生さんたちが、見学目的にしていたのは、鬼押出し園の岩窟ホールよりも、軽井沢絵本の森美術館でした。こっちの方が、彼らにとっては、魅力があったらしい。誰が設計したのか?名前を聞いたんですが、忘れてしまいました。ネットで検索しても出てこない。設計は類設計室が行ったということしかわかっていない。

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 まあ、建築家たちの中では有名らしいので、行ってみたら何か分かるかもしれないと思って行ってみたのが、2006年頃です。で、行ってみたら驚いた。たまげた。どうして建築科の学生さんたちが絶賛するわけです。すごい建物ですよ! と文章にしても仕方が無いので画像をアップしておきます。

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 どうですか?
 すごい建物ですよね。
 建築家たちの中で話題になるわけです。
 これだけの建物だと、一日中、読書してたくなりますよね。
 実際、私は一日中、読書にふけってました。
 図書館があったので。
 まあ、地元民の贅沢です。

 ちなみに、この美術館は、絵本を扱う日本初の美術館だったそうで、軽井沢らしい「自然と調和する絵本の美術館」を実現するため、莫大な時間を費やし試行錯誤を繰り返しながら設計を進めたものだったらしい。

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 まあ、そんなことは、どうでもいいとして、この美術館の蔵書がすごい。いろいろ置いてある。英米児童文学研究者である吉田新一氏の研究資料やピーターラビットに関する展示があります。敷地内には英国人ランドスケープ・デザイナー、ポール・スミザーが監修する軽井沢の原生植物を中心とした「ピクチャレスク・ガーデン」も広がります。

 なので、雨の日は、子供たちに勝手に絵本を読むように言って、大人たちも大人の読書をしてもいいかもしれません。作家の絵本原画、初版等の絵本資料を展示をみてもいいし、絵本文化を堪能してもいい。カフェ「ルーエ」で、軽食やケーキセットを食べながら読書してもいいかもしれない。


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 注目すべきは、無料の学習プログラムで、時間があったら是非、申し込んでみてください。

◆絵本の歴史探求(30分〜40分程度)
◆童話のひみつ?(30分〜40分程度)グリム童話とアンデルセン童話の違い。
◆知られざるグリム童話(30分〜40分程度)
◆知られざるアンデルセン童話(30分〜40分程度)
◆動物えほんの魅力(30分〜40分程度)

 ただ、念を押しておきますが、軽井沢おもちゃ王国のような幼児向けの施設ではありません。どちらかというと大人向けの施設です。知的嗜好の高い人向けの施設なので、遊園地を想像して、ここを尋ねたらガッカリします。その点を注意してください。お子さんが、絵本に興味のある人なら、建築に興味があるなら、この美術館にくる価値はありますが、遊園地嗜好だったらパスした方が無難です。むしろ、ガラス体験・陶芸体験をおすすめします。明日からは、ガラス体験・陶芸体験を解説したいと思います。


営業期間
3月〜11月 9:30〜17:00
12月・1月 10:00〜16:00
〒389-0111  長野県北佐久郡軽井沢町長倉182(塩沢)
0267-48-3340
info@museen.org



つづく。

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posted by マネージャー at 23:10| Comment(0) | 総合観光案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする