ちなみに入園料は無料です。
これは、上野の寛永寺の門です。鬼押出し園は、寛永寺の末寺であり、御朱印帳も上野の寛永寺全てを回っても1つ欠けます。最後の一つが、この鬼押出し園になります。ここに来ないと寛永寺全てを制覇できません。ちなみに70周年を記念して寛永寺の大僧正がきており大法要を行ってました。
ちなみにこの門には、彰義隊戦争の時の刀傷があります。
わかりますか?
鬼押出し園には、大量の石灯籠がありますが、全てに葵のご紋があります。
この葵のご紋は、何十という種類のデザインがあって、各将軍によってデザインが違っています。デザインによって、何代将軍の時に作られたかわかるわけです。
ちょうど大法要をやってました。声明が始まっていて、美しい音色が鬼押出し園に響いてました。声明というのは日本最古の音楽で、これがもとになって日本の伝統音楽が発展していきます。
仏教が伝来されるとき、インドから仏教声楽ももたらされました。仏典を基にした歌詞や、梵語の音韻を活かした朗々とした音声で歌われるのが声明です。江戸火消しの木遣りなんかは、あきらかに声明の影響を受けていますよね。
声明の動画(天台声明)
木遣りの動画
ジオパークガイドさんは、この声明・法要には興味が無かったようで、解説はなかったのですが、私が声明を楽しんでいると、鬼押出し園スタッフさんが、いろいろと解説してくださいました。今日は、70年ぶりに秘仏が公開される日で、下の写真が秘仏です。
偶然にも、すごいものに出会ったわけですが、観光客は皆無に近かった。
残念ですね。これだけのイベントだったのに。
もっと宣伝してよかったのにと・・・思いましたね。
嬬恋村民も、全く見かけなかったけれど、もっと鬼押出し園に興味をもってもよくはないですか?
というわけで、明日から鬼押出し園についての特集を、このブログにアップします。
つづく。
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