鬼押出し園については、今日で最終回です。
最初に気になった画像をアップします。
これです。
小さなレールを二つ溶接にしておもりにしているわけですが、サイズ的にみて軽便鉄道のレールみたいです。定規を持ってなかったので、正確に計測できてなかったのですが、もし軽便鉄道のレールだとしたら草軽鉄道のレールを切断して、溶接して作った重りではないでしょうか? だとしたら、こいつは貴重なものだと思いますが、いかがでしょうか?
次の画像は岩窟ホール。
この岩窟ホールを見学に多くの建築家が訪れています。これを設計したのは、池原義郎(1928年 - 2017)という日本を代表する建築家で、早稲田大学名誉教授でもあり、その岩窟ホールは、入り口・バス停・岩窟ホールと、自然の景観を壊さないように訪れる人の視線が変化するように作られています。
地元民なら気づいた人も多いと思いますが、バス停からスロープを上がって入り口に入る瞬間までに、鬼押出し園と浅間山の雄大な姿に感動すると思いますが、これは池原義郎氏の綿密な設計によって作られたスロープならではです。池原氏は御客さんの視線というものに徹底的にこだわって設計する人で、岩窟ホールに入っても360度、どこに視線を移しても絶景が楽しめるという緻密な作りをみもせています。
この岩窟ホールで食事をしたわけですが、メニューをみてびっくり!
か、カレーパンうどん?
なんじゃ? それ?
食べてみたい。
でも、どうしようかな?
好奇心と三分ほど葛藤した結果、ぶなんなスタミナ丼を注文してしまった。
ちなみに嫁さんは、カレーパンを注文。
食堂には、御客さんらしき人影は無く、ジオガイトの人たちと、さきほどまで大法要をやってた寛永寺のお坊さんたちだけが食事をしていました。ちなみにお坊さんたちは、カレーパンを食べていました。嫁さんも「カレーパン美味しい!」と言ってたので、しまった!カレーパンうどんを注文すればよかった!と残念がりましたが、スタミナ丼も美味しかったので、それはそれでよしとします。
次に鬼押出し園にくるのは、いつになるかわかりませんが、また来てみたいと思いましたね。その時には、このブログに、『西武鉄道VS東急鉄道』の血みどろの戦いと、それによっておこされた『鬼押出し園VS浅間園』の戦いについて述べるとしましょうかね? これが凄く面白い話なんですが、堤康次郎VS五島慶太の話は、また後日ということで。強盗慶太、ピストル堤と異名をとる二人の池袋・渋谷戦争の話。『鬼押出し園VS浅間園』『草軽バスVS西武バス』は、いつか映画化してもらいたいものですよ。
事実は小説より奇なり。
半沢直樹より絶対に面白くなると思うんだけれど・・・。
つづく。
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