それはともかく、息子は150点満点で147点。かなり高得点だと思うのだが、自分が満点だと信じて疑ってなかった息子は、少々怒り気味だった。私は、130点とれればいいほうだと思っていた。もちろん満点とる実力はあるのだが、字が汚いので、そこで20点は減点されると思っていた。漢字検定の採点基準によると、乱暴な書き方や、きちんと消しゴムで消してない場合は、✕になると書いてある。字が小さいだけでも✕になるとある。かすれ字も✕になるとある。だから息子の字の汚さに満点は無理だと思っていたのだが、147点とれたということは、採点者は、かなり甘く点数をつけてくれたのかもしれない。
それはともかくとして、5月から6月まで8級の漢字検定の勉強(小学3年生の漢字)をしたおかげで、息子には大きなメリットがありました。6月までに3年生の漢字を全てマスターしたために、その後の勉強がかなりはかどったからです。あと漢字を先取りすることで、読書量が増えましたし、試験を面白いと感じるようになったみたいです。
そして、いたれりつくせりの合格証にも感動して、今から7級の勉強をするとはりきっています。英語検定も受けたがっていますが、さすがにそれだけは止めました。英語なんぞは、中学に入ってからで充分。そんなものより漢字を覚えた方がいいし、それでものたりないなら論語の素読をした方がいい。意味が分からなくても、読んでるうちに、なんとなく人格がそなわってくるし、漢文の調子には、品がありますから。
つづく。
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