ちなみに、その日の御客さんは、9人。9人分の夕食は、ステーキ&ガーリックスープの予定だったが、鉄火巻きを買ってしまったので、山賊焼きと、コーンスープに変更することにした。鉄火巻きを美味しく食べるためである。もちろんタルタルソースは、卵多めに甘く作るし、量も多めに作る。コーンスープもいつもよりクリーミーにする。
で、御客さんに食事を出し終えて、息子と嫁さんに鉄火巻きを食べさせ、御客さんの食べ終わった皿を洗い終えたあとに、一人、にやつきながら、私一人だけの孤独な夕食が始まる。まず、ちょっと多めに作ってしまったタルタルソースに、スーパーで買ってきた鉄火巻きをつけて頬張る。これが美味いのだ。醤油にワサビもいいけれど、半額セールの鉄火巻きは、あえてタルタルソースにつけて食べる。
あと鍋に、こびり付いているコーンスープにも鉄火巻きはあう。もちろん鯖寿司にもあう。安いマグロとマヨネーズは、もともと相性がいいので、スーパーで売られている半額セールの鉄火巻き・鯖寿司とも相性が良い。もちろん、見切り品のアボガドもタルタルソースに合う。むしろ見切り品のほうが美味しい。
10人近い御客さんに夕食を出し終わったあと、
残り物で孤独に飯を食べる楽しみは、何物にも代えがたい。
仕事帰りに食べる牛丼の美味さにも匹敵する。だから
「孤独のグルメで吉野屋の牛丼をやってくれないかなあ」
「かつやのロースカツ定食をやってほしい」
と思ったりする。松重豊さんが演じる井之頭五郎が、どんなチョイスをし、どんなセリフを言いながら食べるのか見てみたい。かつや、吉野屋、大戸屋、サイゼリアあたりで食べる姿をテレビでみてみたいけれど、まあ、無理だろうなあ。
つづく。
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