2021年11月10日

落ち葉とエンジン付きブロアー

 昨日(11月10日)の雨で北軽井沢の紅葉はすっかり落ち葉になってしまいました。おそらく軽井沢も同じだと思われます。家の庭にも大量の落ち葉が落ちて、これをエンジン付きブロアーで何時間も掃除しています。どうでもいいですけれど、エンジン付きブロアーはすごいですね。

 昔は竹ぼうきで落ち葉を掃いていたんですが、当然のことながら三日三晩かかっても落ち葉を集めることはできず、苦労してきれいにしたとしても、あっという間にまた落ち葉が落ちてがっくり来たことがあります。これじゃどうしようもないって言うんで、コンセント付きのリョービのブロアーを買ってそれを使った。そのおかげで縄文時代から江戸時代に進化したくらい落ち葉を集める能力が上がってしまった。

 しかしそれでも一日に何時間も使うものだから、たった一年で壊れてしまった。一時間使ったら一時間休めてれば、5年ぐらい持ったのかもしれないけれど、家の庭は1000坪もあるので、落ち葉を全部片付けるためには、5時間ぐらい使い続けなければいけない。 当然のことながらあっという間にモーターがいかれるわけで、一年で壊れてしまう。

  これを地元民に相談してみたら、エンジン付きブロアーがいいとアドバイスを受け、早速日立工機のエンジン付きブロアーを購入して使ってみたら、これがすごくいい。コンセント付きのリョービの電気ブロアーの10倍ぐらいの能力がある。縄文時代から令和時代に進化したくらいの差があった。その日立工機のエンジン付きブロアーも、5年ぐらい使っているとだんだん性能が悪くなってくる。そろそろ替え時かなと思って、同じものを注文しようとすると、もう日立工機では売ってない。仕方がないので、聞いたことのないメーカーのものを注文したら、これが、やたら重くて使えなかった。結局日立工機のエンジン付きブロアーをだましだまし使っている状態です。





 で、 日立工機のカタログを見てみたら、エンジン付きブロアーは生産してないけれど、36 Vの 充電式ブロアーなら生産しているらしい。電気式のものはリョービのやつで懲りているので、買おうかどうか迷っているところです。マキタのブロアーはどうなんでしょうかね? 背負い式のエンジン式ブロアーもよさげですが、どうなんでしょう? 家の庭は、1000坪もあって、その上、息子が通学する道路の落ち葉も毎日清掃しなければいけないので、36ボルトであっても役に立つとはとても思えません。

 いらん話をしてしまいました。
 私が話したかった本題は、落ち葉の話です。
 落ち葉が落ちると、カメムシが一斉に発生します。

 これは山にある宿屋にとっては、毎度のことですが、カメムシというのは木の葉っぱに付きく動物ですから、落ち葉が落ちると大量に発生します。今年は落ち葉が落ちるのが遅かったので、今までカメムシは発生していませんでしたが、これからガンガン発生すると思われます。

 ここから先が面白い話なのですが、カメムシが大量に発生する宿と、そうでない宿があります。別荘にしても同じです。カメムシが大量に出てくる別荘と、そうでない別荘があります。原因はいくつもありますが、一番の原因は、家の壁が白いかどうかです。壁が白いとカメムシに限らず虫が寄ってきます。その性質を利用して、ヤマザクラなどの山の花は、たいてい白い色をしています。黄色の色もありますが、逆に言うと黄色の家にも虫が寄ってきます。だから虫嫌いな人は、白い壁のペンションやホテルは避けた方が良いかもしれません。


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 もちろん白い壁の宿屋でもカメムシのいない宿があります。 そういう宿は、必ずと言っていいほど落ち葉の処理をしてある宿です。カメムシというのは落ち葉の中に入り込みますので、家の周りに大量の落ち葉があって、それを処理してない場合は、天気が良いと落ち葉の中からどんどんカメムシが出てきて、家の壁を這い上がっていきます。だから、それをよく知っている宿屋は、みんなエンジン付きブロアーを持っていて、落ち葉の季節になると、狂ったように落ち葉を吹き飛ばすわけです。そして庭の隅に山のように落ち葉をかき集めて、そこにカメムシを誘導したりします。だからお宿家にとって、エンジン付きブロアーは絶対必須なアイテムだったりします。



つづく。
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posted by マネージャー at 13:01| Comment(0) | 総合観光案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする