「これから万座温泉の聚楽に泊まる予定なんだよ」
と言って立ち去ったそうです。どうやらうちの嫁さんは、万座温泉ホテルの聚楽を観光協会の仲間に散々宣伝していたらしくて、それなら泊まってみようかという浅間高原観光協会の仲間が出てきたわけです。
実は、その日は私も万座温泉ホテルの聚楽に予約を入れようかどうしようか迷っていました。今年に入って5泊もしている聚楽も、そろそろ飽きてきたところなので、考えた挙句、別のホテルに宿泊して勉強してみようかなということになって、その日は万座温泉の万座亭に泊まる事になっていました。
事務局長は、ホテル聚楽に泊まり、私たちは万座亭に泊まったわけで、さんざん万座の聚楽を宣伝しておいて、自分は万座亭に泊まるとは、嫁さんは言えなかったそうです。
というわけで、万座亭に泊まった感想を書いてみます。おそらく万座温泉で一番施設が新しいです。なんだかんだ言って、 ホテル聚楽や、万座プリンスホテルは施設が古い。日進館も古い。そんな中で、最近建築したばかりの万座亭は非常に新しい施設です。お部屋も綺麗で最高級です。

(和モダンな令和時代にマッチしたロビー)
(部屋も新しくて素晴らしい)
これは凄いなあと思ったのは、浴衣の上に着る茶羽織が、ダウンジャケットになっていたこと。ダウンジャケットの茶羽織なんて初めて見ました。それからお風呂セットにカゴが付いていた。これはいいですね。 いつもコンビニ袋に入れて脱衣場に向かっていましたが、着替えやタオルを入れるカゴが人数分を部屋に置いてあったのは、グッジョブです。
お風呂場の脱衣場は、床暖房がしてありました。新型コロナ対策のために換気をガンガンかけているので、浴室内は非常に寒いのですが、これは仕方ありません。お湯は最高です。万座温泉ホテル聚楽のお湯に比べればマイルド。やはり最強の湯は、ホテル聚楽のお湯です。ここは硫黄成分は濃い。それから比較したら万座亭の湯はマイルドなので、うちの息子は入りやすいと言って喜んでいました。小さい子供にとっては、万座亭のお湯の方が嬉しいでしょうね。まあ、比較の差は、それほどない。浴槽は、 非常に浅くて寝ながらお湯につかれます。逆に言うと子供にとっては天国かもしれません。


それから料理。
温泉ホテルにありがちなバイキングではありません。
一品一品丁寧に作られた料理でのおもてなしを受けました。
すごいやる気を見せていますね。
食事はどれも美味しかったです。
口コミとは大違い。
口コミなんかでは、冷たい天ぷらが出てきたと書かれてありましたが、 そんなことはありませんでした。 座席についてから揚げたての天ぷらが出てきましたので、非常に美味しかったです。ふぐ・ナス・モロッコインゲンが美味しかった。それから豆乳鍋。これも美味しかった。キャベツ・ゆば・うどんが絡み合ってとても美味しかった。 チキンのメインも美味しかったし、 いくらと鮭と山芋の料理も美味しかった。とにかく食べきれない料理が次々と出てきて、すごかった。
残念ながら朝食の時間が遅いために、 息子が小学校に登校する都合上、朝食は食べられませんでしたが、予約の時に「朝食は要りません。もし可能であれば、おにぎりを作っていただけるとありがたい」とメールをしていたら、本当に作ってくれました。その心遣いに感激したものです。
日進館やホテル聚楽でもそうですが、この万座亭でも、辛口の口コミに対して真摯に向き合ってる姿は好感が持てました。これからも精進して全国に万座温泉の名を轟かしてほしいと思います。温泉の質は、確実に世界で一番素晴らしいお湯なので、やりようによっては、すごく繁盛すると思います。だから新型コロナが収束したら、万座温泉にお客さんが殺到と思いますね。逆に言うと、 今なら低価格で泊まれるので、泊まるなら今がチャンスかもしれませんね。
つづく。
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