これからは、坂道でタイヤがスリップしやすくなります。上り坂の途中でタイヤがスリップしてしまった場合は平坦な場所まで下りてから発進すると上りやすくなります。坂が長く続く場合は上るのを諦め、迂回するなど安全を優先して走行ください。圧雪路ではノーマルタイヤだと12%勾配の坂を上れません。
ちなみにオールシーズンタイヤは、圧雪路には使えますが、アイスバーンは通用しません。あと登り坂で止まると登れなくなるという弱点もあります。スノーソックスも同様です。チェーンは、坂道の前進には一番使えますが、ブレーキを踏むとabsが誤作動するという弱点があります。なんだかんだと言って、スタットレスタイヤが一番ということになります。なので、スタットレスタイヤを用意してない人は、軽井沢でレンタカーを借りるのも良いと思います。
事故を防ぐコツは以下を参考にしてください。
1.時速40キロ以下で走ること。
これでたいていの事故は防げます。
2.スリップの看板に注意する。
不思議なことに看板があるところで、みんな事故をおこします。
3.早朝運転を避ける。
事故の大半は、早朝におきています。
4.上がり坂で不用意にストップしない
坂道の路面が凍結している場合、二輪駆動車はストップしないことです。ストップすると、スリップして登れなくなる可能性があります。どんなに美しい雪景色があっても、二輪駆動の車を運転しているときは、止まらないことです。いったん止まってしまうと、チェーンをつけないと動けなくなってしまいます。
5.峰の茶屋の信号
北軽井沢から軽井沢方面に車で出かけられる方に、ご注意申し上げます。北軽井沢から軽井沢に行く途中に、峰の茶屋という信号があります。毎年、冬になると、ここが難関になっています。峰の茶屋の信号について、詳しい場所をいえば、国道146号線と、白糸の滝・有料道路との交差点にあたるところです。小浅間山登山道のある四差路の信号の所です。そこが峰の茶屋の信号になります。この信号は、軽井沢方面から北軽井沢に来る場合、何の問題もないのですが、北軽井沢から軽井沢に向かう場合は、酷い難所になります。
上がり坂だからです。
上がり坂の信号で、いったん停車してしまうと、二輪駆動の車は、スタットレスタイヤでもスリップして上がれなくなります。路面が凍結しているからです。こういう場合は、人が押してもダメです。なので、「信号が赤になりそうだな」と思ったら、だいぶ手前(できれば坂でない場所)で路肩に停車して、信号が青になるのを待つのが無難です。
ただ、急に赤になってしまう場合もあります。その場合は、できるだけ止まらずに信号を越えた方がよいと思います。というのも、赤になっても数秒間は右折はOKなので、数秒間なら衝突の危険性は少ないです。このへんはケースバイケースなので各自で判断してください。
ただし、地元民は四輪駆動車に乗っているので、自分の前に、地元民の四輪駆動車がいて、その車が、信号が赤で急に止まることがあります。その場合は、車間距離をあけて、やや斜めに止めると良いかと思います。そうすれば、坂の角度がゆるやかなので発進しやすいし、場合によってはUターンできます。また、車間距離さえあけて路肩に止めておけば、チェーンを装着できます。そこでチェーンを装着すれば、スリップせずに登れます。
つづく。
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