伊香保温泉は万葉集の歌に詠まれるほど古い歴史があります。ただ現在の温泉街が形成されたのは戦国時代で、長篠の合戦で負傷した武田兵の療養場所として整備されました。石段もこのときにできたといいます。
明治時代以降は竹久夢二、徳富蘆花、夏目漱石、萩原朔太郎、野口雨情など文人が多く訪、御用邸やハワイ王国大使別邸なども作られました。1910年には、渋川から路面電車も開通。後に東武伊香保軌道線となり、1956年に廃されています。
伊香保といえば石段です。石段街の両側に温泉旅館、みやげ物屋、飲食店などが軒を連ねています。この石段は温泉街のシンボルでもあります。
石段の下には黄金の湯の源泉が流れ、小間口と呼ばれる引湯口から各旅館に分湯されています。石段の上には伊香保神社があります。石段上の源泉周りは整備されており、源泉が湧出する様子を見ることができ、石段から源泉までの遊歩道の途中に飲泉所もあります。そして源泉の傍には「伊香保露天風呂」が、石段の途中には共同浴場「石段の湯」があります。
これが石段の湯。
群馬県北群馬郡伊香保町大字伊香保字甲湯本581−1
電話 0279-72-2488
つづく
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これって、もう路線の跡もないんですか?
線路の上を歩いてみたいんだけど・・・・