(夏の反省4からのつづきです)
悪かった点その2
いくら宿側が努力しても、人間の出会いだけは、相性というものがありますから当たり外れがあります。こればかりは、宿屋に要求されても、無理難題というものです。
そこでホームページに、北軽井沢ブルーベリーYGH の利用法をもっと詳しく書いて、もっと御客様に告知させる必要があるかなと思いました。あと、部屋ごとに北軽井沢ブルーベリーYGH の利用法をもっと詳しく書いたノートを配備しておこうかなと。そうでもしないと、不幸な出会いとなってしまいます。
例えば、御茶会。
北軽井沢ブルーベリーYGH の御茶会は、9時30分スタートなのですが、見知らぬ人と交じりわるのが苦手な人は、遅れて集合しない方が無難です。これは、今年あった実例ですが、「団体客とリピーターに占拠されて不満だった」というクレームがあったのですが、実際、その日は、団体客もリピーターも一人もいなかったのです。
では、どうして、そういう勘違いがおきたかと言いますと、その方は、御茶会がスタートして1時間後の10時30分に遅れてやってきたのですね。ところが、みんな、すでに、とても仲良くなっていて、輪に入りにくかったのです。
もし、その時に、北軽井沢ブルーベリーYGH のリピーターさんたちがいたら、誰か気を遣ってくれたのでしょうが、あいにくリピーターはゼロで初泊の人ばかり。みんな心にゆとりがないために、誰も気を遣ってくれなかったのだと思います。
そうなのです。
「団体客とリピーターに占拠されて不満だった」
と言われた場合を調べると
事実は正反対である
ことが多いんですよ。団体客とリピーターはゼロであり、初泊の人ばかりの時こそ、盛り上がりすぎてて、そとから見ると団体やリピーターに見えることが多いのです。
これがもし、御茶会スタート時点なら、宿側が、気後れしている御客様に気をつかっているのですが、10時すぎ頃になり、みんなが盛り上がってくると、私も嫁さんも奥に引っ込んでしまいます。
交代で風呂に入らないといけないし、メール予約のチェックも必要だし、ホームページの更新、ブログの書き込み、明日の朝食の仕込みも必要です。だから宿主たちは、奥に引っ込んでしまう。
その結果、10時30分に御茶会にやってきても、宿側の人間は、奥に引っ込んでいて何もしてあげられないのですね。御自分で輪に入ってもらい、みんなと溶け込んでもらうしかないのです。しかし、その時には、初泊の人たちは団体客に間違うくらいみんなが仲良くなってしまっている可能性があります。
これは食事の時も同じです。見知らぬ人と交じりわるのが苦手な人は、遅れて集合しない方が無難です。遅れてくると、すでに会話が始まっていて、そこに割り込むには、ある程度の社交性も必要となってきます。
連休なら初日から連泊するか、初日だけを押さえるべきでしょう。2泊目だけに宿泊すると、初日から連泊の人間が仲良くなってて、その輪に入りにくくなります。でも、去年までは、4人もヘルパーがいたので、遅れて食事にきた人にも、遅れて御茶会に参加されても、入りにくいという事故は防げました。だから御客様に
「北軽井沢ブルーベリーYGHは、なんとなく見知らぬ人と溶け込みやすい」
と多くの御客様から、お褒めの言葉をいただいていたわけですが、今年はヘルパー不足で、そういう様々な裏工作ができなかったのですよ。
そうなると宿側は、初泊の人間か、孤独な一人旅を優先して気を遣います。団体客やリピーターさんには、手が回らないのです。これが、今年の悪かった点で、初泊の人間や孤独な一人旅のフォローはできていたのですが、団体様や、2泊目以上の人は放置気味になってしまっています。
そこで、ヘルパーがいなくて裏工作ができないなら、できないなりに、北軽井沢ブルーベリーYGHで楽しく過ごすコツのようなものを公開しないと駄目だなと思いました。そこで・・・・
つづく
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2008年09月06日
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どのようなテを?
ぼんやりとしか理解してなかったので、今やっと納得です(遅い?!・爆)