浅間高原は、蝶の多いところです。最初は興味の無かった私も、その圧倒的な数の多さに、しだいに魅せられていく自分自身がいることに気づきます。
これは、蝶マニアの間で大人気のアサギマダラ。美しいですよね。
でも、この美しさが曲者なのです。
この美しさは、毒を持っていることを敵に知らせる警戒色なんですよね。
アサギマダラは、ヒヨドリバナ、フジバカマといった、毒がある密ばかり吸うんです。そして全身を毒のかたまりとして、敵から身を守っているのですね。きれいな蝶には毒があるのです。
トンボも多かったですね。
浅間高原のトンボは、なぜか逃げません。
とにかく蝶の多いこと、多いこと。アサギマダラも、けっこういました。アサギマダラは、春の北上、秋の南下を繰り返す「渡り蝶」なのですが、 2000年に台湾台北市でマークされた2個体が、鹿児島県と滋賀県でそれぞれ再捕獲されていますから、すごい移動範囲です。
夏には標高1000m付近の高地帯をさまようことが最近の調査でわかってきています。ちなみに、この写真撮影地区は、標高1600メートルぐらいですから、かなりの山奥です。
ここで熊の寝床を発見。
そのうえ藪が揺れているのまで発見。
熊の個体までは確認できていませんが、
熊に間違いないでしょう。
これが熊道です。
道にそってラズベリーがはえています。
というわけで、ここらで撤退し、登山ツアーに向かうことにしました。
つづく
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MGさま、Dさま、ありがとうございました。
熊と遭遇しなくてよかったです。
MGが大声で熊を追いやってくれたようです。
次回お礼の品(蝶のガイド)を持参します。
蝶のことは超疎い私ですが、お2人が超楽しんでいることは写真を通してうかがい知ることが出来るから(o^-')b