とうやら浅間山噴火のテレビの画像が派手らしい。私は、まだ実物を見てないので、分かりませんが、人から聞いた話によると、まえちゃんネットのライブカメラの画像みたいですね。
月が無い星空にもかかわらず、夜間の浅間山が、くっきり写るライブカメラは、とうぜんのことながら「暗視カメラ」です。キャノンのEOS10の夜景モードの数倍の画像解像度をもっています。だから実物より噴火の色が派手に見えるものです。火山弾も赤く見えやすいんです。
それから山頂付近のアップであることも、派手に見える原因です。写真は、拡大して切り取れますから、印象が強くなるんだと思いますね。
さて、気象庁が出している4キロ制限ですが、もともと火口から4キロ以内には、入れないのです。御安心を。唯一の例外は、黒斑山ですが、風の関係で、こちらに火山噴出物が届くことは、めったにありません。とはいうももの、とうぶん黒斑山に入るのは注意すべきです。私なら入りません。でも、そばにある浅間2000スキー場は、だいじょうぶだと思います。
さて、火口から4キロといいますと、どれが引っかかるかと言いますと浅間園ですね。火山博物館は、ぎりぎりセーフです。まあ、どっちにしろ冬期休業中なので影響はありません。あと、引っかかる場所は、ありませんので御安心ください。ちなみに、北軽井沢ブルーベリーYGH は、8キロぐらいなので、完全に安全圏です。天明3年の大爆発でも火砕流や土石雪崩がなかった場所です。そのへんは心配はいりません。
それからこれは、素人の素朴な驚きですが。噴火の予測が、ピシャリと当たったというのは、凄いですね。私も、爆発するかどうかは、半信半疑だったのです。でも、火山関係者が口をそろえて「可能性あり」というので徹夜でパトロールをしたのです。そしたら
ビンゴ!
すごいと思いました。
研究者たちの勝利ですね。
それから気象庁!
あんたは偉い!
今回、絶妙なタイミングで警報が発令しましたね!
すごいよ気象庁!
たいしたもんだよ気象庁!
空振りによる批判リスクを恐れずに、よく警報発令してくれた。
おかげで噴火を、この目で見ることが出来ました。
座布団一枚さしあげたい。
■追伸
もし、よろしければ来週のスノーシューツアーでは、ちょっと寄り道をして、2009年2月2日の浅間山噴火解説プログラムを開催したいと思います。もちろん、皆さんに興味があればの話ですが。
つづく
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