データーは気象庁のものを使っています。
2008年浅間山噴火リスト
1 2008年8月10日 02時37分 ごく小規模 400メートルの噴煙
2 2008年8月11日 20時05分 ごく小規模 200メートルの噴煙
3 2008年8月14日 07時59分 ごく小規模 400メートルの噴煙
今回の噴火規模
1 2009年2月2日 01時ジ51分 小規模 2,000メートルの噴煙
2004年の噴火とのSO2比較
今回の噴火は、小規模ですが、SO2の量だけは多いみたいです。
二酸化硫黄放出量(トン(日量))
平成16年9月3日 900 1,400 1,600 1,600 1,900 1,600 2,400 1,400
平成21年2月3日 4,300 3,900
注1)数値が2つ以上ある日は、複数回の観測を行っています。
注2)二酸化硫黄放出量が100トン以上は100トン単位で、100トン未満は10トン単位で数値を掲載しています。
車両または航空機*より紫外線相関スペクトロメータまたは紫外線差分吸収分光計で観測した、二酸化硫黄(SO2)の放出量の推移を示しています。
防災メモ 二酸化硫黄(SO2)放出量の観測
火山から噴出する火山ガスの主なものには、水(水蒸気)、二酸化炭素、硫化水素、二酸化硫黄、塩化水素などがあります。そのうち二酸化硫黄(SO2)は、マグマから放出されて、あまり変質を受けずに大気中に噴出してくるガスであるため、その放出量の動向は火山活動の状態を知るバロメータになります。
今回は、三宅島や浅間山において実施しているSO2 放出量の観測方法を紹介します。SO2 放出量の観測には、COSPEC(COrrelation SPECtrometer 、Resonance 社(カナダ)製)という装置を用いています。この装置は、太陽光線に含まれる、特定波長の紫外線をSO2が吸収する性質を利用し、噴煙が吸収した紫外線の量から、噴煙中のSO2の濃度を推定するものです。
観測はトラバース観測法という方法で実施します。これは、ヘリコプターや自動車等にCOSPEC を据付けて、噴煙の下をくぐり抜けながら、噴煙を通り抜けてくる紫外線量を測定し(下図参照)、これと、あらかじめ噴煙のない空で観測しておいた紫外線量の差から、くぐり抜けた噴煙の断面のSO2 濃度分布を推定するものです。気象庁では、求まった濃度分布に上空の風速をかけ合わせて、観測した瞬間のSO2放出率を計算し、さらに、これを1 日あたりのSO2 放出量に換算して公表しています。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/03m06/300_03m06memo.pdf
より抜粋
つづく
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・2004年の噴火とのco2比較→SO2ではないですか。
・co2の料だけは多いみたいです。→SO2の量