降灰採集についてです
今日は、風がつよいために、昨日まで降灰のために真っ白だった千ヶ滝のテニスコートの灰の大半がとんでしまいました。採集がすんでない方は、今日がギリギリ最後だと思いますので、とりあえずおしらせしておきます。
ところで、だいぶ、沈静化しましたね。
火山の状況に関する解説情報 第40号 気象庁地震火山部によれば、
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VK20090205160008_306.html
火山性地震 火山性微動
1日 245回 8回
2日 93回 10回
3日 56回(6回) 2回
4日 53回(1回) 0回
5日(15時まで) 11回(0回) 1回
ということです。
ところで、今回の噴火で、どんな影響があったかと言いますと、
1.観光
風評被害で草津・万座に至るまで大型キャンセルがあった。
ただし、火山を観光に取り入れているところは、かえって集客を増す可能性がある。
2.降灰
浅間山南東斜面から中軽井沢を中心として降灰があったために、この方面のつつじ科の高山植物が豊作になる可能性が高い。実際に2004年の噴火直後の浅間高原のつつじ科の高山植物は大豊作でした。
3.噴火予知が正確であったことが証明された。
2004年の噴火の反省が生かされて、自治体との連携がスムーズだった。噴火予知が正確であったことが証明されたために、地元による火山学の関心度が増した。
ということが言えると思います。
つづく
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2009年02月06日
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