名前の由来は約2000年前に12代景行 天皇の皇子 日本武尊が御東征の帰りに休息をとるためにしばらく滞在したという言い伝えに因んで付けられたそうです。地元では「みこしろやま」とも呼ばれています。
また王城山神社の境内には4つの道祖神が安置されているのですが中でも一番左の道祖神は町内で年代の判る道祖神の中では最古のもので宝永3年(1706)のものです。富士山が爆発した年のものですね。
標高は、1123メートルなので
北軽井沢ブルーベリーYGHのある高さと同じですが、
ここは、カタクリの群生地で有名です。
4月にはカタクリが咲き乱れます。以前は点在して咲いていましたが、春と秋に手入れをするようになってから、登山道の途中、およそ六十アールの群生地に咲くようになりました。
こんな山道を歩いていきます。
意外にメジャーな山なので地元の人がいたりする。
キツツキの痕
山頂には、ふもとの集落内の王城山神社の奥宮があり、古くから信仰の山として登られていました。このように山には石のほこらのお宮があり、里宮王城山神社の奥宮として毎年8月26日、早朝6時から奥宮祭の神事が行われます。村人達は祭礼の始まる6時を目指して薄暗い山道を登ります。
昔は、仲間と里宮の社務所に前日の25日の夜から泊り込み、26日の夜明けと共に太鼓を叩いて村中をまわり登る「よのふれ太鼓」の合図をしました。近年ではそんな行事もなくなり、村の有志が奥宮のかたわらに小屋を作り神主さんと一緒にキャンプをしています。
帰りは、ランランランランラン。
温泉温泉!
カタクリを眺めながら下山は楽しい。
つづく
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久しぶりの山というのもありましたが、
つま先が痛かったです。
名前からして歴史はありそうだと思っていましたが、そんな背景があったのですね。
神主さんとキャンプって何を話すのでしょうか。あの山なら、キャンプしても丁度いい感じです。
キャンプは、「おこもり」といって、昔は神社の奥に合宿所(若衆宿)みたいなものがあって、そこで行われていました。こういう行事は、戦前では全国の神社の神事で展開されていたようですね。