2009年05月12日

ヘルパーのごとく13(最終回)

ヘルパーのごとく13(最終回)

なんだかんだ言ってユウちゃんは、仕事ができた。
その仕事能力では、歴代ヘルパーの中でも
5本の指にはいるでしょう。
もちろんナンバーワンではないけれど、
18歳という年齢を考えたら驚異的かも。

この能力は、就職したら絶対に有利にはたらくでしょうね。

どうして、こんなに仕事能力が高いのか、
考えてみるに、16歳からやっていた居酒屋バイトの
おかげかもしれません。
それも業界一の厳しい店での労働環境。

しかし、親御さんは不安だったろうなあ。
よく許しましたねえ。偉いですよ。
その度量が、ユウちゃんの仕事能力を鍛えたんでしょうね。

IMG_1076.JPG

話は、変わりますが、ユウちゃんのことではなくて
ここで歴代ナンバーワンヘルパーの話。

女性なのですが、年齢は、19歳でした。
その子は、天才でした。
私の次の行動を予測して、準備する子だった。
まるで超能力者のように私の心を読んで準備する。

その技は驚異的でした。
19歳とは思えなかった。


後にも先にも、こんな子は初めてだったし、
今後も、出てくるとは思えない。

プロフェッショナルだな

と、目が点になっていたわけですが、
彼女がヘルパーを辞めてから、
同僚ヘルパーに聞いたところによれば、
飲み屋で働いていたとのこと。
で、そういう職場は、体育会系なので、叩き上げられるらしい。
ユウちゃんも、きっと、職場で厳しく育てられたのだろうなあ。


ちなみにユウちゃんは、ツンデレ系でしたね。
御客様が、いっぱいいるときは、ツンツンしてました。
でも、御客様が帰る頃になると
「ああ、★★さん帰っちゃうんだ」
とショックを受けていました。
なのに、みんなで見送りの時は、ツンツンしてて
「帰るなら北軽井沢ブルーベリーYGH出入り禁止ね」
と冗談をかましていました。

御客様から、いろいろ、いじられていましたが、
最後は、御客様いじりも覚えてしまったようです。



このシリーズ、最終回。

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posted by マネージャー at 16:05| Comment(4) | TrackBack(0) | ヘルパー物語2008− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに。

居酒屋の多忙さ。
居酒屋の客の多彩さ。

そこで鍛えられて、仕事に耐えられたら、モノになりますよね。

まぁ、もともと勘の鈍い人は、どうしたって、居酒屋バイトは脱落するんでしょうが…。

若い頃、飲食店バイトで脱落した私のように…。トホホ。

ゆうちゃんの前途を、そして、歴代ヘルパーさんの前途を祝して乾杯〜!

お疲れ様です〜!
Posted by みわぼー at 2009年05月12日 18:58
一緒に活動させてもらって本当によくできるなあと思っていました。18歳という年を忘れてしまうほどでした。
いい方と出会えて楽しかったです。また会いたいなあ。
ゆうちゃん、ありがとう。お店で待ってます。
Posted by ささらー at 2009年05月12日 21:34
確かに帰るとき「マサさんはブルーベリーが嫌いになったみたいです!」
と奥様に言っていたのを覚えています。

あと、○○さんが「ゆうちゃん、車の鍵返して!」
とお願いしたら「帰っちゃうんですか?」と言われ、
なかなか鍵を返してもらえませんでした。
結局夕食前に返してもらい、夕食後に無事帰れましたが・・・。
Posted by マサ at 2009年05月12日 21:59
私も配膳で鍛えられましたよ。もっとも脱落した口ですが。特にタバコを吸われる人に火を出すタイミングや、大ピザを運ぶ技や、大ジョッキ10個を運ぶ技が難しかった。

≫夕食後に無事帰れましたが・・・。

彼女は接客の天才ですね。
で、超ツンデレ。

あ、でも、仕事として接客しているというより、趣味でやっている。楽しんでやっているところがあるみたいです。つまり、ユースホステルに向いている。

まあ、天性のホステラーなんでしょうね。
将来が楽しみです。
Posted by マネージャー at 2009年05月14日 22:05
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