■わんたろうさん
>なるほど言われて見れば、
>巡礼と百名山巡りってほんとそっくりですね。
巡礼は、行とレジャーが一致しているところが味噌ですね。
この文化風習が、百名山に遺伝したのかと。
■bobcatさん
>やっぱり「キツかったのは利尻山」だそうです。
利尻山をあげる人は、圧倒的に多いですね。トムラウシ山より多い。
一日に登る標高差1,719mですからね。
この往復が辛いのでしょう。
それと百名山の1番目なので、体が慣れてない時に
最初に登る人がいるからとも聞いています。
私は、これを聞いて「あれ?」と思いました。
というのは、利尻山なら散歩気分で7回くらい登っているからです。
全部オシドマリコース。三日連続3回登ったこともありました。
しかし、よく考えてみれば、天候が一番良いときしか登っていません。
だから楽だったのだと思います。
■代官山のバッカスさん
>100名山自体を否定するものではありません。
実は私も百名山は否定してないんです。それどころか百名山、気がついたら終わってましたね。ただ、これは普通の人には難しいことですね。休みがとれませんから。
私の前職は、ガラス清掃でした。ビルの高いところからロープを使って降りながら窓ふきをする仕事です。山屋さん(=登山家)も多くて、連続して1ヶ月の休暇は、無理なくとれる仕事です。山屋どうしが、交代で長期休暇をとっていましたから。だから時間だけは、たっぷりありましたから、山にも、長期間に行けます。
しかし山に行くと、そんな私と似たような環境の人がいることに気がつきました。中高年の方々です。 彼らは私と同じように時間があるんですよ。その時間がある人たちが、急ぎすぎるんですね。体力も、経験も、技術も、私より遙かに劣るのに急ぎすぎますね。で、あぶなかしい。
>一般の善良な中高年登山者を見下した山岳会の体制には問題があると思います。
ああ、これ、ありますねえ。あると思いますよ。昔っからありました。
>いきなり劔にアタックなんて、あり得ません。
これも驚きますねえ。せめて槍にしとけばいいのに。(嘘です、本当は日和田山からにしてください)。でも、槍でも渋滞の癌を作っていた人がいて、列が動かないので、指導してあげようとしたら断られました。すると後の人が怒り出して、この時は本当に慌てました。で、後の人に
「無理に急かせると本当に滑落しかねないから」
と、なだめて、その人に基本から教えながら一緒に登ったことがあります。
■e-ba-さん
>社会人になって山岳ハイキング部に入部しました。
それは初耳でした。どうりでねえ。貴重な体験だったと思います。
歴史ある山岳会には、いろいろなノウハウがありますから。
私も色々盗ませてもらいました。
先輩のお古も、いっぱいもらったかな?
で、一番良かったなと思ったことは、
昔の登山スタイルを聞けたこと。
ゴアテックスの前の登山が、どうであったかを教えてもらい、夏山の疲労凍死の知識が得られたことですね。キスリングも担がされましたが、悲鳴をあげました。こんなものをよく担いだなあと感心しました。先輩の二十年モノの重登山靴にあこがれて、真似して買ってハイキングしたら靴が堅くて悲鳴をあげて笑われたこともありました。「おまえアホか」と。今にしてみれば、いい思い出です。
つづく。
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レジャー=楽==嵐なら登山中止
という図式ですかね。
いやはや、微塵でもこの考えが入っているのであれば、それを変えないといけませんね。
>自分の文書の趣旨は故人に対する批判ではないこと、ご理解ください。
もちろん私もそうです。
■クリフハンガーさん
江戸時代の巡礼は、よくできていて、例えば伊勢参りなんかだと、弥次喜多道中みたいに、途中まで娯楽なんですね。けれど最後は、神妙になって伊勢参り。百名山なんかも、いろいろ工夫しながら登ると面白いかもしれません。たとえば、トムラウシ山は、雨の時にいく山ではないです。あれは晴れた日に行って価値がある。雨でもオーケーな山もあるので、雨ならそちらに向かってもいい。20万あったらテントで20泊できますから、ゆっくり待ってもいい。