望月宿(もちづきしゅく)は、中山道六十九次のうち江戸から数えて二十五番目の宿場です。蓼科山の裾野にあって古くから馬の名産地として知られ、毎年旧暦8月15日の満月の日に馬を朝廷や幕府に献上していたことから「望月」の名が付いたとも言われています。また、望月は、日本で最も石仏の多い町でもあります。その望月に突入です。安曇野より多いんじゃないかな?
沿道は石仏だらけ。
町並みが古いですね。
これでもかと石仏。
望月には道祖神140基、馬頭観世音445基、聖観世音菩薩180基など3000基以上あると言われています。屋敷や墓地内のものも含めるとさらに多くなります。 人間の人口に匹敵しますね。
中でも道祖神は140体も確認されています。男女二神が気を付けの姿勢で神妙に願いを聞いている姿や烏帽子をかぶり、宮中の法衣をまとって酒を酌み交わしている、高貴で優美な姿の道祖神などさまざまな様子が像となって石に刻まれています。
望月地区には『日本でもまれな道祖神』が二つあります。その一つは、布施の熊の神社参道にある『片手合掌道祖神』で、頭には三角烏帽子を乗せ、 衣は仏教の僧衣を身にまとい、男女とも片手拝みをしています。烏帽子は神道系、僧衣や片手拝みは仏教系で、神仏が集合した形ですが、どちらかといえば仏教系の影響の強い道祖神です。この片手合掌の道祖神は、今のところ類例がないのではといわれています。
もう一つは『辻立神』と石に刻んである文字碑の道祖神です。道祖神はもともと村の入り口に立てて、疫病や悪霊が村に侵入しないように遮るための塞神でありました。時代を経るにしたがって、生産の神となったり、また 生まれた子どもの成長を願う信仰へと変化していきますが、基本的にはいつも村への岐路に安置して信仰されていました。この置かれている姿を文字で表現したのが協和にある『辻立神』道祖神です。
つづく。
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どの方面でも参加したいですね!!
欲を言うともう少し歩く距離あればなぁ〜と思いますが、
他の参加者の都合もあるので強くは言いません。
ちなみに、10月と11月は2箇所に「シルマンウォーク」と
書かれていますが月2回実施するのですか?