まずは、画像を!
で、この事件の疑惑が本になりました。
あの時、バスは止まっていた
内容紹介
証拠捏造、司法の歪み――次は、あなたかも
高知で起きた白バイ衝突死事故。止まっていたバスに、白バイが衝突。しかし、バスの運転手は裁判で有罪に、そして刑務所に入れられた。バスに同乗していた中学生・教師はみな「あの時、バスは止まっていた」と証言する。
2006年3月3日、高知県春野町の国道で、高知県警の白バイと遠足中のバスが衝突し、白バイ隊員(当時26歳)が亡くなった。事件後、バスの運転手、片岡晴彦さん(53歳)は免許を取り消され、また同年11月には業務上過失致死罪で起訴され、2007年6月に禁固1年4カ月の判決が高知地裁で下された。
だが、片岡さん運転のバスは止まっていた。そこに時速100kmは出していただろう思われる白バイが突っ込んできたのだ。白バイは追跡中ではなかったので、明らかにスピード違反。しかし、警察・検察が証拠写真として捏造したと思われる「1m以上のバスのブレーキ痕」が決定的証拠とされた。職を失った片岡晴彦さんは、毎朝3時起きで新聞配達をして食いつなぐことになった。
事故当時、中学生22人と教師3人がバスに乗っていたが、皆、バスは止まっていたと証言している。バスの後ろで自家用車に乗って一部始終を目撃していた中学校長も同じだ。納得がいかない片岡さんは控訴したものの、事故時バスに乗っていた生徒の証言や証拠を高松高裁は一切退け、即日結審。地裁判決と同じく禁固1年4カ月(執行猶予なし)の判決が下された。
今年8月、最高裁判所から片岡晴彦さん宛に「上告棄却」の通知が届いた。つまり、門前払い。次いで10月23日午後1時に地検への出頭命令が届き、現在、片岡さんは獄中の人となっている。この事件の問題点は警察・検察・司法にとどまらず、報道に当初消極的だった地元新聞・テレビの姿勢にも及ぶ。
この事件は「明日はわが身」であることを物語っている――何の罪も、何の交通違反を犯していなくても、警察がその気になれば逮捕される、有罪にされるという事態が、日本社会に歴然と存在する。また、来年5月から始まる裁判員制度では、われわれ自身が事件の判決に立ち会う事になるかもしれない。この一般市民が巻き込まれた現在進行形の事件を下敷きに、読者一人ひとりが事件の当事者、そして事件を裁く裁判員の視点から本気で向き合う契機になる。

とにかく、きちんと裁判してくださいよ。
1審しか審理してないなんて、信じられない。
つづく。
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警察の正義が基準になっているのに、その警察が捻じ曲げているんだとしたら、
おちおち車の運転もできないですね。
こういう場合、よその県警とか呼んで来られないのが歯がゆいです。
呼んできても一緒か。
特命係がいてくれればなぁ〜・・・
あれはドラマだけど。