榛名神社散策2
つづきです!
榛名神社は、全国でも珍しい
三重の塔がある神社です。
どうして神社なのに
三重の塔があるのか?
実は、ここは、元々は霊場であり、修験道のような自然信仰の場所でした。万葉集にあるとうり、太古の日本人は、死ぬと山に帰ると思っていましたから、榛名山で巨岩を対象とした自然崇拝が行われていたのです。
それが仏教の流入し、神仏習合が定着し、
明治に入るまで、
仏教的には「厳殿寺(げんでんじ)」
神道的には「満行宮(まんぎょうぐう)」
と言っていたのです。
そして明治元年の神仏分離令により、その仏教は消滅してしまいますが、随神門(かつての仁王門)や神宝殿(かつての三重塔)などの残った建造物から仏教的名残りをみることができます。
榛名神社参道には、かつて榛名講の参拝者が泊まった宿坊が90軒近くあったのですが、今では15軒ほどに減っています。現在では食堂や土産物店に姿を変えています。
つづく。
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ラベル:榛名神社散策