佐賀県に取材に行ってきました。佐賀県には、日本ユースホステル史の源流があるからです。ユースホステルだけではありません、日本の近代化の源流もあり、日本赤十字の源流もあります。

では、どこに日本ユースホステル史の源流があるかと言いますと、佐賀藩の支藩にあたる、鹿島藩にあるのです。2万石にすぎない鹿島藩が、明治維新を成功させるキャスティングボートを握っており、のちに日本ユースホステル協会を設立させうる遠因となったことは、意外に知られていません。
さらに、佐賀の伊万里焼が、
日本の近代化の原動力となったことなど、
いったい誰が知りうるでしょうか?
これらは、かくされた歴史の一つなのです。
では、佐賀には、佐賀の鹿島には何があったのでしょうか?
何が隠されているのでしょうか?
気の早い人は、この文章を読んだあと、
検索エンジンで検索をはじめるかもしれませんが、
おそらく何もでてきますまい。
リヒャルト・シルマンについて、私が書く前に、ホームページをいくら検索しても出てこなかったのと一緒で、佐賀とユースホステル史についても、いくら検索しても何もでてこないと思います。
どうして出てこないか?
それは、ユースホステル運動の原点を
全国のユースホステル関係者たちが、
全て、すっぱり忘れてしまったためです。
だから、誰一人、何も分からない。そのためにホームページの検索にひっかからない。だから、これからこのブログに書くことが、佐賀と日本ユースホステル協会の関係史について、日本ではじめてのことになるはずです。
つづく。
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伊万里焼きが?!
佐賀ってあんまり注目されにくい場所だと思っているのですが、やっぱりマネージャさんの手にかかると面白いんだろうと思いました。
まえふれで、グッと気を引き、焦らして、
いけづやわぁ・・・
違ってたらお恥ずかしいですが…。
佐賀の鍋島藩といえば、戊辰戦争にギリギリで新政府方について、アームストロング砲を取り入れた洋式軍隊を云々…の藩と記憶してますが、鹿島藩については初めて存在を知りました…。
それでも、伊万里焼と鹿島藩と近代化とユースホステル史の源流の関係が分かりかねるので、次回以降、その謎が解けるのが楽しみです!
急にいっぱいレスがついたので、驚きました。皆さん、『風のたより』は御存じなので白状しますが、今回の『風のたより』の日本ユースホステル史の原稿と、とっても関連のあることです。日本ユースホステル協会をたちあげた横山祐吉氏と親友だった盲目のピアニストと少し関連があるんですよ。