2010年01月26日

お見舞い

 ユースホステル関係の恩人が、重病と聞いて、すっ飛んで、お見舞いに行ってきました。本当なら花でも買って持っていくところなのですが、なにせ重体とのことなので、水沢観音に寄り道し、病気平癒の願をかけ、御札と御守りを買いました。

「一番大きい、おふだください」
「これが一番大きいものです」
「大きい方が、御利益ありますよね」
「御利益なら護摩を御願いした方が」
「時間かかります?」
「すこし」
「じゃあ、これでいいです」

IMG_3662.JPG

と病院に御札と御守りを持ってかけつけてみると、そこには痩せ細った恩人が酸素マスクに点滴をうけて寝ていました。なんというか、胸が詰まりました。元気だった姿を知ってるだけに、やりきれない気持ちになりました。

 そのうち、恩人が、さかんに私に話しかけようとしてくれるのですが、酸素マスクをはずして、かえって病態を悪化させかねないような状態だったので、そうそうに退散せざるをえなかったのです。

 病室には、御親族の方が、交代で番をしていました。私が、訪れたときは、優しそうな姪御さんがおられ恩人の手を握らせていただきました。こんな事なら、もっと早く見舞いにくればよかったと、悔しくてなりませんでした。だって元気満々で、一時は、病気が治ったと思ってましたから。

 実は、この恩人の伝記を書くつもりでいました。恩人は、その昔、群馬県の観光関係の総トップ的存在であり、皇后陛下ともおしりあいであり、北軽井沢や、軽井沢とも深く関わり合いのある人でした。今いちど元気な姿となって、昔の話を聞かせてほしい。

 みなさん。
 みなさんも、健康には気をつけてください。
 金よりも、仕事よりも、健康です。
 健康が一番です。



つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 03:22| Comment(0) | ユースホステルの話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。