2010年02月12日

バレンタインデーに思うこと

今日、雪かきが終わって家に戻りますと、うまそうなチョコが置いてありましたので、食べようとしたら嫁さんが
「ダメ!」
「何で?」
と聞きますと、義理チョコならぬ、宿チョコを作っていました。
「そうか、もうバレンタインデーなのか?」
「そういうこと」

 バレンタインデー。恥ずかしながら、若い頃の私には、あまり縁のないイベントでした。まあ、貰ったことは、貰った記憶は何度もありますが、たいてい本番の数日前のことであり、練習台に造られたものの味見でしたね。それも、みんな白黒の斑のはいった奴で、
「これは何?」
と聞きますと
「模様」
という答えが返ってきました。

 当時は、インターネットがありませんでした。だから白黒の斑の入らない、きれいなチョコを作る秘伝を体得するのは難しかったに違いありません。インターネットの発達した今ですと、中学生にだって、きれいなチョコを造ることは可能でしょう。

 そもそも昔は、チョコそのものが高価でした。カップアイスが、10円だった時代に、板チョコは、50円もしました。今の物価換算でいいますと、カップアイスが、100円ですから、板チョコは、500円ということになります。だからチョコを食べることなんて、一大イベントであり、年に数回あれば良い方だったでしょうね。そういうものをプレゼントする。貰うというのも一大イベントだったでしょう。

 しかし、現代は、空前のチョコ低価格時代。チョコは、昔より、どんどん安くなっており、板チョコは、80円も出せば買えます。カップアイスの方が、あきらかに高くなっています。だからこそ、義理チョコという制度ができたんでしょうね。

 ところで、私が子供の頃、チョコと言えば、マーブルチョコでした。板チョコを買ってくれない親も、マーブルチョコだけは、買ったくれたものです。で、嫌いな色から食べて、好きな色は最期までとっておいたものです。しかし、ある日、嫌いな色を変色させる方法をみつけました。口の中て、ずーっと嘗め続けますと、白に変色するのです。それを天日干しに乾かして、箱の中に入れたりしました。


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 今は、無いですが、チューブ入りチョコというのもありました。歯磨きチューブみたいな容器に、ドロドロに溶けたチョコが入っていたのです。

 あれは、便利でした。

 というのも、遠足なんかにチョコを持って行きますと、ドロドロに溶けてしまい、リュックサックの中が、チョコだらけになるんです。だから親は、マーブルチョコしか買ってくれなかったのですが、チューブ入りチョコは、最初から溶けているので大丈夫なのです。暑くても、影響なく食べられます。昔は、今ほどエアコンや冷蔵庫が発達してませんでしたので、これが大人気でした。


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 で、遠足の時にチューブ入りチョコで、歯磨きする馬鹿があらわれたりして、けっこう面白かったです。あと、弁当の御飯にチューブ入りチョコで絵を描いていた奴もいましたね。


 そうそう、シガレットチョコというのもありました。
 煙草そっくりのチョコで、
 食後の一服と称して、
 煙草をすう仕草で、チョコを食べていました。
 駄菓子屋てないと売ってないのがみそですね。


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 ペロティというチョコもありました。
 これは、手鏡のようなチョコに絵が描いてあって、
 食べる前に絵を嘗めて消してしまうという作法のチョコでした。
 これは長持ちしましたね。
 なにしろ、いくら嘗めても絵が消えないんですから。
 でも、好きなキャラを買って、その顔を嘗めるというのは、
 今だと洒落にならんなあ。
 

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 しかし、子供の頃に嬉しかったのは、不二家のlookチョコですね。
 4つの味を楽しめました。
 次は、どんな味のチョコか?
 ワクワクドキドキしたもんです。


B0_6.jpg


 そうそう、「チョコレイトは明治〜♪」で有名な、
 チョコベビーも大好きでした。
 昔の子供たちは、こいつを大切に、少しずつ食べたものです。


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 で、貧乏な子供たちは、貧乏人の味方、
 麦チョコを食べていました!
 これしか食べられない子供たちは、
「貧乏人は麦を食え!」
とからかわれたものです。


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 で、金持ちの子共たちは、
 グリコアーモンドチョコ
 を食べていました!

 たまに貧乏人がグリコアーモンドチョコを手に入れようもんなら大変でした。チョコを舌の上で転がして解かして食べ、アーモンドを裸にして口から出し、それをしげしげと見つめた後で、もう1回アーモンドを食べたものです。で、食べた後の箱は筆箱にしたり、別の安物のチョコを入れたものです。


B0_7.jpg


 こういう風に昔を思い出すと、世の中が貧乏だった時代というのも悪くないなあと思いますね。チョコが貴重品だった時代は、それなりに楽しかった。みんな馬鹿やって楽しんでいました。いい時代でした。

つづく。

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posted by マネージャー at 23:19| Comment(4) | 日記 2012以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
くるんと曲がったマーブルチョコのシール、
LOOKのナッツ味、
チョコベビーと麦チョコは ひとつぶずつ食べるのが好きでした。
Posted by まどもあぜる at 2010年02月15日 20:56
みんな懐かしいですね。ところで、北軽井沢のペンション仲間にブログ教室を開いて、このブログを見せました。すると、みんな歳が近いためか、懐かしのチョコの話題で盛り上がったのですが、一人、話題に入れない人がいたのです。北軽井沢生まれの北軽井沢育ちのペンションオーナーです。

「ペロティ? しらねえなあ」
「不二家のlookチョコ? しらねえなあ」
「なんだよ、歳ちかいだろ?知らないはずはないだろう」
「いや、知らない」
「何でだよ」
「北軽井沢には売ってなかった」
「はあ?」
「だいたい、こんな田舎、店が無いんだもの」

 そうでした。
 昔は、店もなかったし、
 コンビニも無かった。
 北軽井沢って、ど田舎だった。
 佐渡島より田舎だったんだなあ。
Posted by マネージャー at 2010年02月16日 23:52
パソコン教室では、お世話になりました。
早速、ブログのフレームを変えたり、記事の投稿をしてみました。
使いこなせるようになるまでまだまだですが、頑張ります。
ところで、lookチョコ、昔のパイン味は、ゼリーのようなドロッとしたものでしたよね?
今のは、クリーム状になっていて、昔のより食べやすい。昔のパイン味は、苦手で最後まで残ってました(笑)
チューブチョコも懐かしい!!!
今もあるんですかね〜???
何年か前に100円ショップで2本入りチューブチョコを見つけて思わず買ったことがあったけど、昔のとはちょっと違った。。。


Posted by 森くまママ at 2010年02月17日 17:51

森くまママさん

>チューブチョコを見つけて
>思わず買ったことがあったけど
>昔のとはちょっと違った。。。

私も買ったことがあるんですが、ラミネートチューブで昔のと全くちがってましたね。昔の奴は、軟膏の薬みたいなチューブに入っていて、思いっきり搾り取って食べたあとに、さらに、それをナイフで分解し、さらに嘗めましたね。あと、LOOKチョコのパイン味、確かに今のと違ってますね。他のやつも、びみょーに味が変化しているような?

ブログ拝見しました。
http://n-morinokuma.seesaa.net/
さらに、良い感じになってますね。
とっても素敵なデザインです。
これからも一緒に北軽井沢を盛り上げていきましょう。

Posted by マネージャー at 2010年02月18日 00:59
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